「みきBLOG」 ステンドグラス工房の一日
講師として・・・ クリエーターとして・・・


型紙を正しく切ってますか? (パターンばさみ)
[テキスト版]2009/02/25
[画像1]昨日のブログ「型紙を正しく切っていますか? 2009.2.24」を読んで、「パターンばさみ」って何? という方もいらしゃったので、もうちょっと詳しく書こうかな?
ティファニーランプのような細かいピースのステンドグラスを作っている時には、パターンばさみより普通のはさみを使った方が正確に切れるので、パターンばさみは使わない人がほとんどです。ですから、パネルを作らない方は、「パターンばさみ」も知らないかもしれませんね。
上からみたところ、普通のはさみのように見えますが、下側の刃が二枚刃になっています。
左はコパーテープ用、右は鉛線組み用です。
[画像3]このはさみを使うと、ご覧のように2ミリ(鉛線組み用)分、切り落とされます。ちょうど鉛線のハートの部分の厚みを控えて、型紙を作ることが出来るのです。
曲線のラインはこのまま、ジョキジョキ切っていきますが、今日は直線の切り方です。
この写真のように、直線の場合は、上の写真のように、パターンばさみで印をしたら、2ミリの印の両側を結ぶ線をカッターで浅く切ります。このとき、決して切り取ってはいけません。
そうすると、左の写真のように全ての縦横の線に2ミリ幅の2本の線ができます。カッターの浅い線です。これで、
昨日のブログで言った・・・
- 繋がっている線は、繋げて切る -
ことが出来るので、カッターの浅い線にカッターを軽くあててなぞって、切り離します。
直線の時だけでなく、曲線の時も横切る線があれば、同様に注意します。
(普通のはさみで切る時も、考え方は同じです。)
型紙を正しく切れば、より正しくガラスが切れる → 早く組める ということになるはずです。
と、簡単に言っていますが、結構ね〜〜〜
今年、2009年のテーマ [画像6] モー〜一歩 進むための一歩は、型紙を正しく切ること、かもしれませんね。
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