熱血講師のプロフィール

フランスのメメント

[テキスト版]
2023/12/02

12月になりました。

この一年はどうでしたか?

と聞かれて、振り返ってみる季節でもあります。

       

前回のブログでは、「みきデザイン工房 フランスツアー 2019年」 の想い出から発想した作品をご紹介しました。

もう一つ、同じツアーの想い出をコラージュした作品をご紹介します。

第42回 びどりを作品展 (2023.9 横浜市 大倉山記念館) の出品作です。

       

        


        

         

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メメント

      

作家名: 白鳥 淳

 

技 法: 絵付け・サンドブラスト・フュージング・コパーテープフォイリング


  ※ 作品の写真の転載・転用、およびデザインの転用を固くお断りします。

        

        

        

        

【びどりを作品展 展示会場写真】

      

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【作家さんのコメント】

mémento(メモ、覚え書の意)。

旅行の思い出をコラージュにしました。
中央は、

モーリス・デ・ピノワのアンティーク香水瓶(写真参照)

のモチーフです。

        

        

        

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このフランス ステンドグラス見学ツアーのテーマは

「アール・ヌーヴォー期」前後でしたので

ガラス器などが多い美術館なども多く見学しました。

        

青いガラスの部分は、香水瓶のハエを狙っているところ、だそうです。

        

すぐ上の三角の黄色の絵は、石畳に埋め込まれている真鍮の絵です。

巡礼地を示すもので、各地の大聖堂前に埋め込まれていました。

        

その右上には、シャルトルのノートルダム大聖堂とシャルトルの旧市街地。

        

その左は、パリのルーブル美術館にあった、ニケ像ですね。

美術館のチケットの文字も、絵付けされています。

        

        

        

      

[画像5]

      

紫色の被せガラスを、サンドブラストで抜いた文字は

パリ駅のTGV(新幹線)の時刻表だそうです。

ナンシーにも行ったな…

この部分は、「ラピッド・マスク」 という感光式のマスキング方法で

サンドブラストしています。

      

一番下には、

フランスの国旗のトリコロールカラー

赤・青・白のストリンガーを、タックフュージングしています。

      

      

      

[画像6]

        

        

        

一番上には、シャルトルのノートルダム大聖堂が描かれています。

西側 ファサード上のバラ窓かな?

        

 

        

        

制作中の本人

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作品をご紹介する時、通常は

筆者はなるべくコメントを書かないようにしています。

でもこのツアーを企画した側としては、3年前のツアーなのに、こうして皆さんが想い出として制作してくださったことは、非常に嬉しいことでした。

小さな事も作品のモチーフになるので、今回は少々説明を書き加えました。

      

      

      


        

【みきデザイン工房からのお知らせ】 

      

工房にお入りになったら「手洗い」 をし、常時「マスク着用」

ご協力をお願いいたし ます。

      

      

   

予約の状況

ご予約枠は 5名 です。

        

予約の際の条件 現在、以下の1点です。(2023.5.8 ご予約分〜)

  コロナに感染した日から 7日以上経過、または検査結果が陰性である。
(同居の方も含む)

     

         



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