｢ﾒｯｽのｻﾝﾃﾁｴﾝﾇ大聖堂｣ のﾚﾎﾟｰﾄの続きで

ｼｬｶﾞｰﾙの次は､同じく20世紀の画家 ｼﾞｬｯｸ･ｳﾞｨﾖﾝ のｽﾃﾝﾄﾞｸﾞﾗｽをﾚﾎﾟｰﾄします｡

聖堂内の見取り図 の､今度は南側､10番の礼拝堂です｡

ｼﾞｬｯｸ･ｳﾞｨﾖﾝ(Jacques Villon) は､ ﾌﾗﾝｽの版画家･画家 ｡
本名は､ｶﾞｽﾄﾝ･ｴﾐｰﾙ･ﾃﾞｭｼｬﾝで､弟はあのﾏﾙｾﾙ･ﾃﾞｭｼｬﾝです｡
     

ｳﾞｨﾖﾝが80歳の時の最初のｽﾃﾝﾄﾞｸﾞﾗｽだそうです(1957年制作)｡

      [画像1]

遠くからしか写真を撮れないのですが､この礼拝堂にはﾗﾝｾｯﾄが5つありました｡

[画像2]

最後の晩餐､磔刑が描かれているそうです｡

下の写真のﾊﾟﾈﾙにはｶﾅの婚礼が描かれているそうです｡

[画像3]        

今回のみきﾃﾞｻﾞｲﾝ工房の ｢ﾌﾗﾝｽ - ｽﾃﾝﾄﾞｸﾞﾗｽ見学ﾂｱｰ｣ は､｢ｱｰﾙﾇｰﾎﾞｰ 〜 20C｣ のｽﾃﾝﾄﾞｸﾞﾗｽ見学がﾃｰﾏでしたので

もう一つ､1960年のﾌﾗﾝｽのｱｰﾃｨｽﾄ ﾛｼﾞｪ･ﾋﾞｼｴｰﾙ (Bissirere) のｽﾃﾝﾄﾞｸﾞﾗｽをﾚﾎﾟｰﾄします｡

このｽﾃﾝﾄﾞｸﾞﾗｽは､さきほどﾚﾎﾟｰﾄした ｳﾞｨﾖﾝのｽﾃﾝﾄﾞｸﾞﾗｽがある礼拝堂の右隣りにあります｡

聖堂内の見取り図 の 9番です｡

[画像4]

ここは南側なので､暖色系｡

この反対側､つまり北側には､寒色系のｽﾃﾝﾄﾞｸﾞﾗｽがありました｡ 

聖堂内の見取り図 の 4番です｡

南側は暖色系､北側は寒色系を使うのが､ｽﾃﾝﾄﾞｸﾞﾗｽの配色の慣例です｡

それぞれの光で､よりｶﾞﾗｽが綺麗に見えるんですよね｡

[画像5]

聖人や､守護聖人､使徒などの絵柄が多いなか

このｽﾃﾝﾄﾞｸﾞﾗｽは目立ちましたね〜｡

[画像6]

以上､ｳﾞｨﾖﾝとﾋﾞｼｴｰﾙのｽﾃﾝﾄﾞｸﾞﾗｽをﾚﾎﾟｰﾄしました｡

次回のﾌﾞﾛｸﾞも､｢ﾒｯｽのｻﾝﾃﾁｴﾝﾇ大聖堂｣ のｽﾃﾝﾄﾞｸﾞﾗｽのﾚﾎﾟｰﾄを続けます｡

● ｢ﾒｯｽ｣ のﾌﾞﾛｸﾞのまとめ:

1. 2020.01.17 ﾒｯｽ ﾚﾎﾟｰﾄ ｻﾝﾃﾁｴﾝﾇ大聖堂 1

2. 2020.01.19 ﾒｯｽ ﾚﾎﾟｰﾄ ｻﾝﾃﾁｴﾝﾇ大聖堂 2 (ｼｬｶﾞｰﾙ)

3. 2020.01.20 ﾒｯｽ ﾚﾎﾟｰﾄ ｻﾝﾃﾁｴﾝﾇ大聖堂 3 (ｼｬｶﾞｰﾙ)

[画像7][画像8][画像9]
         

● ｢ﾌﾗﾝｽ見学ﾂｱｰ｣ のﾌﾞﾛｸﾞのまとめ:

【 みきﾃﾞｻﾞｲﾝ工房からのお知らせ 】

1月は下記のような企画がありますので､ご利用ください｡

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