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“みきっこ” ミラノへ行く! -2-

2013/07/20

前回に続き、ミラノ・ドゥオモのステンドグラスです。

 

 

↑ 中央のパネル

 

後陣の中央は、ヴィスコンティ公爵の命により、14〜16Cに制作されたもので、聖書の黙示録を描いたものです。
何名か描き手がいたのでしょう。タッチが異なっている部分があって面白かったです。
現在のステンドグラスは、19Cに修復されたものだそうです。

   

 


   

 

↑ 右側のパネル

 

右側と左側のパネルは、新・旧約聖書の130場面を描いたもので、19Cに制作されました。

3つの大窓を見ていると、ドイツでは見なかった色使いで、しばらく色の海に浸っていました。

イタリアには珍しく、窓の横幅もあるので、大変豪華でした。

 

しかし、落ち着いて見ていくと、左右のパネルが中央のパネルと大きく違うのは、あまり鉛線を入れずにエマイユを多用していて描いてしまっていることかな。

(大聖堂内には、ほとんど一枚の絵のようになっていて、ステンドグラスにする意味あるのかな… と思うくらい、もっと鉛線が少ないパネルもありました。)

 

残念ながら、ガラス絵が好まれる傾向にあった時代を反映した作品です。 

そして、こうした傾向が、18〜19世紀にかけて、ステンドグラスを衰退させてしまった原因となってしまったのです。

     
 

 

↑ 左側のパネル

   

 

  


 

この聖堂内で、イタリアのルネサンス前後のステンドグラスの歴史を体感できます。

・遠近法を使った構図

・写実的な人体の描写

・感情表現が増した人物の表情

・光と影を表す陰影…

上記は、13〜15世紀にかけてルネサンス絵画の技法を取り入れ進歩したものです。

 

今回のツアーでは、特に、「ルネサンス美術がステンドグラスに与えた影響」 をポイントを置いて見学してきました。


   



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