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「ヨーク大聖堂」 レポート-3 “ヨークのハート” つづき

[テキスト版]
2017/02/15

前回のブログでは 「ヨーク大聖堂」
「イングランド ステンドグラス見学ツアー(2016.6)」
西の大窓の “ヨークのハート” を外からご紹介しました。

(下写真は下から見上げたところ)

 [画像1]

   

外はいいから、早く中からステンドグラスを見せて〜!

という声が聞こえて来そうなので、今日は西の大窓のステンドグラスをご紹介します。

   

じゃーん!

“ザ” 14世紀のステンドグラス!!! です。

中世まっただなか! のステンドグラスです。

   

[画像2]

   

大司教と使徒たち。

「聖告」、「降誕」、「昇天」 が描かれているそうです。

   

ハートのトレサリーの部分を拡大すると、

こんな中世の色づかいです。

   

[画像3]

   

   

この西の大窓を、下がって全体を見てみると・・・

[画像4]

   

中央に何やら階段? え? ここ身廊だよね。身廊に階段?

いえ、これ座席なのです。

実は、写真を撮った場所がステージとなっていて、

今晩は大聖堂内が劇場となるのだそうです。

なので、大きな観客席が出来上がっていたのです。

   

大聖堂内に足場があるのが見えますか?

ステンドグラスや彫刻の修復のために足場を組んであるのかと思ったら、

劇の照明やスピーカーのための足場でした。

どっちみち、この規模の大聖堂は、どこかの窓が修復中のはずだから、

足場があっても全く気にならないですが・・・

   

もうちょっと下がって見てみると・・・

[画像5]

   

   

右を見ても・・・ 左を向いても・・・

後ろを向いても・・・

ぜーんぶ、ステンドグラス!!!

 

さきほど、この規模の大聖堂・・・

と書きましたが、ここはドイツの ケルン大聖堂 に並ぶ最大級の聖堂です。

ケルン大聖堂 は 「ステンドグラスに溺れそう!」 なくらいステンドグラスに囲まれて言葉が出ないくらいでした。このヨーク大聖堂もやっぱり別格です。

ステージや観客席が気になるけど 十分に 「溺れる」 ことができました!

     

[画像6]左の写真は、筆者が本ツアーのために作ったガイドブックの

ヨーク大聖堂のステンドグラスの見取り図です。

     

上のパノラマ写真は、この見取り図の左側のページのほんの一部なんです。

     

「溺れる」 はずだ!

     

   

以前のブログでご紹介した カンタベリー大聖堂

イングランド 「南部」 を統括しているのに対し、

ここは 「北部」 の教区を統括している大聖堂です。

   

カンタベリー大聖堂とヨーク大聖堂の2つは

「ステンドグラス」の勉強という意味でも必ず来たいところでした。

      

ヨーク大聖堂は、イギリス最大の “中世のステンドグラス” を維持している大聖堂です。

参加者の皆さんが撮って貸してくれた写真の数は膨大なので、この先のブログでどう紹介しようかなぁ・・・

       


      



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