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カンタベリー大聖堂 付属工房 見学レポート-3

[テキスト版]
2016/09/14

前回のブログに続き、

カンタベリー大聖堂付属の ステンドグラス工房の見学レポート その3 です。

きりがなので、これで最後ですよ〜!
(「イングランド ステンドグラス見学ツアー」 2016年6月18日)

      

      

工房の2階に上がって見ましょう!

      

[画像1]

      

以前のブログで、カンタベリー大聖堂 レポート 5 の下の方で、
『工房の方の見学の時に、話が出てきますので、覚えていてくださいね。』

 
と書きましたが、その時のステンドグラスの構図を思い出してみてください。

 

この絵を思い出しませんか?

修復した時に、古い鉛線を残して

写真の上に固定して保存してあるのです。
日本でも、由緒あるステンドグラスの場合、よくこうした保存をしますね〜。

 

[画像2]

 

[画像3]

      

    

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横浜開港記念会館のパネル修復(3)
の際にも、見たことがありますが、見学ツアーに行かれた方は覚えていますか?

    

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修復前のパネルを顕微鏡で見せていただきました。

    

[画像4]

    

鉛線が酸化してボロボロですね〜

きっとこの鉛線を手で揉むとチリになってしまうと思います。

ガラスも酸化していますね〜。

    

2階はライトボックスが多数。

それから、デザイン室? といったガラス張りの小部屋がいくつかありました。

[画像5]

    

    
1階にも2階にも、集塵機も整備されています。

修復作業がメインだと、何百年の埃、酸化してボロボロになった鉛線から、大量の塵が出ますからね。

    

[画像6]

    

(写真は1階に戻りまして) レオニーさんが持って見せてくれているのは、

修復中に窓に入れておくパネルです。

各ピース、グリザイユでヨゴシをかけて光らないようにしてあります。

光量を加減する意味もあるかな〜? それにしてはヨゴシがあっさりすぎるか・・・

    

ところで、前回のブログで紹介したツールでガリガリやっている時、ほんのちょっとだけなのに必ずゴーグルの装用を促されました。

集塵機といい、ゴーグルといい、当然ながら健康には気を遣っています。

    
    

[画像7]暗所で作業をしていたパネル。

どれが中世のガラスで、どれが差し替えたガラス?

と、皆で交代で

考えているところです。

    

う〜、わかりません!


    

    

 (写真は2階に戻りまして)

[画像8]

    

使っているエマイユの焼成サンプル。

おっ、私たちが使っているのと同じだ!

作業台の上に置いてある筆も、チェック!

補強の仕方もチェック! (下の写真)

[画像9]

    

    

見るものすべて、自分たちの使ってるものと比較!

ん〜、楽しすぎる!

    

[画像10]

    

とても貴重な工房見学をさせていただきました。

レオニーさん、長い時間いろいろと説明してくださって

本当にありがとうございました。

      


    

これまでの「カンタベリー大聖堂」 のレポート:

    

・2016.09.12 カンタベリー大聖堂 付属工房 見学レポート-2

・2016.09.09 カンタベリー大聖堂 付属工房 見学レポート-1

    

・2016.09.05 カンタベリー大聖堂 レポート 7

・2016.09.04 カンタベリー大聖堂 レポート 6

・2016.09.03 カンタベリー大聖堂 レポート 5

・2016.09.01 カンタベリー大聖堂 レポート 4

・2016.08.31 カンタベリー大聖堂 レポート 3

・2016.08.29 カンタベリー大聖堂 レポート 2

・2016.08.28 カンタベリー大聖堂 レポート 1

    

・2016.08.20 カンタベリー大聖堂で聴いた鎮魂歌 番外編
・2016.08.17 カンタベリー大聖堂で聴いた鎮魂歌 つづき

・2016.08.15 カンタベリー大聖堂で聴いた鎮魂歌

    

・カンタベリー以外の、「イングランド ステンドグラス見学ツアー」 のレポートはこちら:

    


      



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