熱血講師のプロフィール

クリフ・カースル博物館 レポート-4

[テキスト版]
2016/11/12

「クリフ・カースル博物館」 ステンドグラスのレポートを続けます。

       

階段をのぼって二階に行きましょう。

立派な木製の階段です。

[画像1]

     

     

[画像2]

この窓、一番上にラファエロの聖母子のデザインのステンドグラス。

その下の暖色系のステンドグラスは、おそらく中世のステンドグラス。

 下の2段は、ヴィクトリアン・ステンドグラス。

     

       

[画像3]

この窓だけで、時代によって、ガラス・デザイン・手法が異なることがよくわかります。

       

       

[画像4]

今回のツアーのテーマは、

「19Cにステンドグラスがどう変わっていったか」 です。

19Cの前半に、「ヴィクトリアン・ステンドグラス」 とくくられる時期がありますが、

このようなステンドグラスが、まさに「ヴィクトリアン・ステンドグラス」 です。

        

       

[画像5]

・・・なんてことを、高橋講師が解説している写真。

       

       

[画像6]

    

[画像7]

    

 [画像8]

シルバーステインの使い方なんかの説明もしたかな。

   

       

[画像9]

2階から見た大きなシャンデリアと、ステンドグラスの大窓。

両側には絵画。

映画で見るようなお屋敷です。

       

       

この写真をとった後ろには、こんなステンドグラス・・・

[画像10]

       

上のパネルの右上のアダムとイヴのパネルをご覧ください。

ルネサンスの影響を強く受けているし

ウサギや鹿・・・ エマイユを多用してガラス絵のように描かれています。

この後、どんどん鉛線が邪魔ものあつかいされ、ガラス絵が流行っていきます。

       

このムーブメントが、17Cにかけて、ステンドグラスがすたれていく要因の一つとなってしまいました。

       

そのステンドグラスを救った19Cのステンドグラス。

さきほどの「ヴィクトリアン・ステンドグラス」。

そして、そのあと、ウィリアム・モリスの影響を強く受けていきます。

    

[画像11]

   

次回は、いよいよ、このギャラリーのレポートです。

   

     


       

       

これまでのクリフ・カースル博物館のレポート

(2016年6月 「イングランド ステンドグラス見学ツアー」 )

     

2016.11.10 クリフ・カースル博物館 レポート-3

2016.11.09 クリフ・カースル博物館 レポート-2

2016.11.07 クリフ・カースル博物館 レポート-1

    

     


     

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