「みきBLOG」 ステンドグラス工房の一日
講師として・・・ クリエーターとして・・・


いろいろなサンドブラスト (続)
[テキスト版]2024/03/12
サンドブラスト屋さんにとっては、簡単なことなのでしょうが
私たちはステンドグラス屋なので、試行錯誤しながらやっています。
いま、新たにまた違う方法を実験中です。
「網点版下」 でサンドブラストする実験をしてみました。
ラピッドマスクでマスキングフィルムを作る一種です。
「ラピッドマスク」では、白か黒!
二階調で原稿を作る必要があります。
筆者が以前飼っていた、愛犬の写真を使ってご説明しようと思います。
(ワイヤーヘアード・フォックステリアのアークと申します)
「網点版下」 の場合も、その二階調で原稿を作ることに変わりはありません。
白いところがサンドブラストで彫るところです。
Photoshopなどの画像加工ソフトを使って
「解像度」と「線数」を決めて、網点の大きさを決めます。
「解像度」と「線数」・・・
一般的には馴染みがないかもしれませんが
印刷屋さんにデータで入稿したことがある方は
一番気にするところですので、ご存じですね。
「解像度」と「線数」が高ければ、より繊細なサンドブラストができます。
ただ、サンドブラスターの砂をそれなりに取り替えないと
繊細なサンドブラストはできません。
というわけで、今回は持っている砂で、どこまでできるかの実験をしました。
そもそも、素材の写真が白黒二階調には向かない!? かもしれません。
でもやってみます。
以上、今回の実験結果でした。
筆者には、アークに見えるのですが、もうちょっと解像度をあげたいところです。
うむ〜、挑戦は果てしなく続く・・・
【みきデザイン工房からのお知らせ】
※ 工房にお入りになったら「手洗い」 をし、常時「マスク着用」の
ご協力をお願いいたし ます。
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