新大久保に工房が出来て31年(2)
昨日は、「大久保」そして、「百人町」の名前の由来でした。工房では、このネタは評判がよかったので、調子にのって、今日は「新宿」 について書くことにします。
新宿の名前の由来:
江戸時代、1603年に日本橋を起点として五街道が定められました。東海道、中山道、日光街道、奥州街道、甲州街道です。学校で習ったよね。むか〜し。
甲州街道は日本橋から甲府に至る幹線です。甲州街道は、日本橋から最初の宿場、高井戸までの距離が長く、旅人が難儀していました。そこで、その中間にあたる地に宿場の設置が認められました。この宿場は、新しい宿の意味から「内藤新宿」と呼ばれ、新宿の地名の起こりとなりました。
新宿の外国人:
新宿区は31万人をこえる区ですが、都内で最も 外国人登録者が多い 区でもあります。100を越える国籍の外国人が住み暮らしています。外国人の管内人口に占める割合は、なんと!24%だそうです。たしかに、この30年の間に、韓国の方がかなり多くなりましたね。
国別のトップ10は:
1 韓国又は朝鮮
2 中国
3 フランス
4 フィリピン
5 ミャンマー
6 米国
7 タイ
8 ネパール
9 英国
10 マレーシア
で、韓国人と中国人が多数居住しています。
そんな街ですから、韓国料理、タイ料理、インド料理など、いろいろなお店があります。
特に大久保、大久保駅、新大久保駅周辺から職安通りには コリアタウン があることで有名です。
新宿区は、「外国人に優しい町」を目指しているとのことですので、駅前の案内、ごみ出しの案内など、新宿の看板にもハングル文字は欠かせません。
駅前の呼び込みも、日本語と韓国語で叫んでいます。
携帯電話店なども、たいていは韓国語、英語にも対応します。
食品店も日本人にはわからない食材ばかりの店が多いです。
工房のあるビルにも、外国人向けのネットカフェ、カルチャーセンター、自動車教習所、インド食材店などが入っていて、インターナショナルな雰囲気です。
本日、2008年7月1日から、たばこを自販機で買う時には、“TASPO” というカードが必要になったそうです。工房のそばにも自販機がありますが、使う人は見かけませんでした。
ちなみに工房内は禁煙で、喫煙はベランダですが、喫煙者は2名くらいかな・・・