2008/07/28  (月) 

ガラスの色と赤紫蘇ジュース

前回は、ガラスの色を出す「金属酸化物」の話しに触れました。
さて、青を作る「金属酸化物」は何だったか覚えていますか?
 
そう、コバルトです。

コバルトと簡単に言いましたが、青にも色々あるように、コバルトだけで作るわけではありません。前回、以下のように書いた・・・
  ・青   コバルト
  ・緑   銅
  ・黄    セレン
  ・紫    マンガン
  ・赤    金
なども然り。これくらいは暗記して欲しいな、というところです。

 

だって、以下のように説明してしまうと、覚えるのが嫌になってしまうでしょ? 生徒さんの中には、化学が得意な方もいますので、覚えられなかったらFさんに聞きましょう!?

  ・紫   マンガン+銅、コバルト
  ・青   コバルト、銅
  ・緑   クロム、鉄、銅
  ・黄   銀、ニッケル、クロム、カドミウム
  ・茶   鉄+硫黄(+炭素)
  ・黄赤   セレン+カドミウム
  ・赤   金、銅、コバルト、セレン+カドミウム
  ・赤紫  ネオジム、マンガン
  ・黒   マンガン、クロム、ニッケル、コバルト、鉄、銅など
  ・乳白  フッ化カルシウム、フッ化ソーダ、リン酸カルシウム

 

※目がさめるような美しい赤やピンクは、何故高価なのか分かったでしょうか? 「金」を使うからです。

 


 

では、この目がさめるような美しい赤! これは何で作るのでしょう?

 

これは、茨城からいらしている生徒のIさんがつくってくれた、「赤紫蘇(あかしそ)」のジュースです。夏バテ解消にピッタリ!の甘酸っぱいジュースです。写真のペットボトルの中身があるうちに教室においでください!

 

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