横浜開港記念会館のパネル修復 (2)
2008年 11月19日(水)に、「横浜開港記念会館 ステンドグラスパネル修復 見学会」 をすることになりました。
10/18の「みきBLOG −横浜開港記念会館のパネル修復 (1)−」 でも少しお伝えしましたが、修復中のステンドグラスを見学しに行くことになりました。前回は“生徒さんに連れられて” 行ったのですが、今回は、“生徒さんを連れて” 行きま〜す!
(ただし、当工房の生徒さん、びどりを会員の皆様限定です。すみません。)
場所は横浜港に近い、「横浜開港記念会館」で、約80年前に制作された2階の広間の大窓のステンドグラスの修復です。日本でも、修復するステンドグラスが多くなってきましたが、これだけ大掛かりな修復作業を実際に見ることが出来るのは珍しいのではないでしょうか?
光ステンド工房の平山健雄さんとスタッフの方が修復作業をされています。2008年8月から始まっている解体・洗浄作業の期間は、(重要文化財として保護されている建築物のため、クーラーも取り付けることができないため、)蒸し暑い極悪な環境の中で、だいぶご苦労があったようです。片隅においてある扇風機がそれを物語っている?
大きな3枚のステンドグラスを全部並べて作業している(ウチの工房ではありえない!)のを見るのも圧巻です。最初に制作したのは宇野沢組ステンドグラス製作所ですが、80年前の技術を保存しようと、古い鉛線までも保存する作業をしています。先達への敬意を感じるとともに、大変勉強になりますね〜。
日程表によると、分解 → ガラス洗浄 → 焼付け部分焼き直し → ガラス組み直しの作業まで進んでいるようです。
いろいろ聞いて勉強しましょう!
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見学ツアーのスケジュールなどの詳細は、こちらをご覧ください。
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※ 当日、教室は臨時休業となりますので、ご注意ください!