2009/03/07  (土) 

絵心って…

山手線の中に、すごく美しい顔立ちの外国人男性観光客がいました。ワールドベースボールの開幕ピッチャーのダルビッシュ君のような美しい顔立ちだったので、つい見とれてしまいました。
折しも今、絵付けで人物を描いているせいか、骨格を見てしまいます。外国人の骨格って本当に日本人とは違う。頭蓋骨の形がまず違うし、鼻があのようにそびえ立ち、目玉があんなに奥にひっこみ… 東京にはいろいろな国の方々いるので、観察させてもらいましょ!
 
ステンドグラスの絵付けを習いたての頃は、つい自分の手で自分の顔の頬骨の位置などを確認しながら描いたので、外国人風に描けなくて苦労したものです。当たり前だよね!
 
先日も第四日曜の絵付けクラスの生徒さんが、こんなことを言っていました。江本先生に教わったら、描いている人物の顔が美しくなったと。目玉ひとつとっても立体感が違うんですよね。絵付けの生徒さんは、そうやって観察しながら研究していくので、作品ごとに描けるようになっていきます。
 
絵付けクラスに限らず、入学する時に「絵心がなくて…」とおっしゃる方が多いのですが、実は、皆さんちゃんと絵心を持っているんです。次に何を作ろうかという時に、パターンブックに頼っていたのでは、いつまでたっても変わらないけど、自分で描こうと思えば、電車の中の外国人だって、道端の雑草だって、いい素材です。
まずは、いろいろ観察することからね!
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