エアキャップをテープで留めるとき・・・
エアキャップ(俗称:プチプチ)をテープで留めるとき・・・
右の写真のように、クラフトテープ(紙のテー追う)や、ガムテープ(布のテープ)で貼っていませんか?
これは、テープを剥がすときに、テープだけとれず、エアキャップがビリビリになってしまうので、再利用できなくて、不便ですので、出来るだけ使わないようにしましょう。
ステンドグラスの展覧会では、壊れ物を運ぶので、このエアキャップを大量に使います。そして、搬出の時もまた、それに包んで運ぶので、“固定できて、かつ綺麗に剥がせ、何回も使える” ということがポイントになります。
今日も、またシマちゃんが、ネタを提供してくれました。
びどりを展の設営に永く携わっている会員の人たちが、今回、各自“マイテープ”を持参していて、元テープ屋の私としては、面白かったです。
S先生は、緑色の養生テープ = これは良く引っ越屋さんがエレベーターの養生とかに使っている、接着力は有るが、キレイに剥がれるテープです。(左の写真参照。)
静岡のAさんはビニールテープの黒 = 電気絶縁テープに良く使われ、色が豊富。それから、あまり知られていませんが、接着力は有るが糊が優しく、皮膚科でアレルギー体質の方の肌固定にも使用されています。(私もかぶれやすいので、注射の後は、このテープにしてもらっています。)
そして私がクリアテープ(ブックテープ) = 高い接着力と強度を持ち、図書館の本の補強用に改良されたものは、ブックテープと呼ばれます。テープの厚みが増す程、接着力も高くなります。
テープの特性を知ると、結構便利に使えて面白いですよ。 ーおわりー
さすが、テープの会社にいたことがあるだけあって、詳しいですね。シマちゃん、ありがとうございました!
ちなみに私、“S先生”は、緑色だけでなく、この写真のように、乳白、ピンクなども使っています。(ホームセンターなどで“養生テープ”として売っています。)
展覧会の時は、自分の梱包材料にはすべて自分の名前を書いて搬入・搬出することになっています。
“誰か、私のエアキャップ使ったぁ〜?” なんてことがあると、作品を持って帰れなくなってしまうので・・・。それに片付けを早くすますのには、“包んできたもので、包んで帰る” が最大のポイントです。
また、エアキャップの上には文字を書きにくいので、このテープにマジックで名前や作品名を書いておくと、便利なんですよ。開かなくても何が入っているかわかるし・・・
というわけで、テープ選び一つで、かなりのエコにも繋がるわけです。