2011/06/03  (金) 

被災地の子どもたちに絵本を(続)

「東日本大震災 復興アクション」 は、「今できることを無理せず協力しよう」 という取り組みです。5月は工房の皆様に 「絵本の提供」 を呼び掛けてきました。

   

 

  「被災地の子どもたちに絵本を送ろう!」

 

  “子ども向けの 絵本” 

  “子ども向けの 児童書” 

 

を工房にお持ちください。

 

 

おかげさまで、50冊を超えるたくさんの絵本が集まりました。ご協力ありがとうございました。

本を見て、「これ私も読んだ!」、「私もこの本好きだった!」、「この絵かわいい!」、「これ、ステンドグラスのデザインに使える!」… と本が増えるたびに盛り上がりました。

子どもの時に読んだ本や、大人になってから買った絵本… 絵本はすごいな、とあらためて思いました。

 

↑ フィルムの裏表に違う絵が描かれている本。

開くと大きな絵が出てくる絵本。(よく、お子さんが破らずに読みましたね。) ↑

 

↓各ページに封筒がついていて、それぞれにお手紙が入っている本。

ページを開くごとに絵が立体的に飛び出す本。 ↓

 

 

こんなに楽しい本が集まりました。 みなさん、それぞれに思い入れのある本もあるようですし、一生手元においておきたい本もあるようでした。でも、趣旨に賛同し、こころよくご提供いただきありがとうございました。私の友人のヨーコさんも職場の皆さんに呼び掛けてくれて、たくさん集めて送ってくださいました。来週明けに、まとめてクレヨンハウスさんへ発送する予定です。

 

これらの本は、クレヨンハウスと子どもの文化普及協会との共同企画 “HUG&READプロジェクト” 通して被災地に届けていただきます。 こちらのサイトを拝見したところ、随時、多くの避難所、幼稚園、保育園、小学校に、200冊、300冊という単位で本が届いているようです。 集めることよりも、整理して届けることの方が、どんなに大変なことか… どうぞよろしくお願いいたします。

絵本はお子さんのみならず、大人や老人の心をなごますこともできるそうです。被災地の皆様が、それぞれ大変な状況の中、ひとときでも心がなごんだり、笑顔を見せてくれたらいいな、と思います。そんな思いを込めてお送りします。

復興アクションはまだまだ続きます

 


 

| コメント(4)

この記事へのコメント

 絵本が “繋ぐ” 力

工房で本が集まるたびに、“この本に出てくる●●が好きだった”、“この本の主人公がこうしたところが好きだった…”と話しが盛り上がりました。同じ本を読んでいたということも嬉しかったし、大人になってもこうして話があうのも楽しかったです。

あれっ、このカンジ… 子どもの時にも経験したなぁ…そうだ! 小学校の時だ。
私は、父の仕事の関係で小学校だけで4回も転校しました。当時はなかなか友達も作れないひっこみじあんな子どもでした(今では信じられません…)が、母が小学校の教室に図書を寄付し、それらの本の内容を話題として友達が少しずつできました。
たしか、エーリッヒ・ケストナーの全集だったと思います。(エミールと探偵たち、点子ちゃんとアントン、飛ぶ教室、ふたりのロッテ…など)
 
被災地では転校をした子どもも多いそうですが、本が新しい友達を作るきっかけになったらいいですね!

 HUG&READ」のサイトご覧ください

「HUG&READ」のサイト、6月8日付けのブログに寄贈者の中にウチの工房の名前を見つけました。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
また、「HUG&READ」プロジェクトのスタッフの皆様! 寄贈者をリストアップする作業だけでも大変だと思う。本当にありがとうございます。
 
本を寄贈された小学校で、子供たちが本を選んでいる写真を見ました。いっぱい読んでくださいね!

 落合恵子さんから電話が!!

絵本を寄付してくださった皆様に報告です。

6月11日 クレヨンハウスの落合恵子さんからのお礼のお電話をいただきました!!
あのきれいな通る声で「HUG&READ」のブログに名前を載せたこと、被災地の子供たちへのメッセージと絵本をお預かりしてしっかり届けてきますねと、お忙しい中 御自ら電話をくださったのでした。

ご協力くださった皆様良かったですね。ありがとうございました。

 落合恵子さんからお礼状が!!

絵本を寄付してくださった皆様に続報です。
落合恵子さんからお礼のはがきが届きました。
2011年6月24日付けのブログをごらんください。

薔薇に囲まれたステンドグラス
ぷにゅぷにゅ むにむに