細かい模様などのサンドブラスト
またまた、当教室(みきデザイン工房)の生徒さん向けワークショップのお知らせです。
最近ブログをアップする回数が減っていますが、別にさぼっているわけではなく、ワークショップの企画やら注文制作やら、見積もりやら… 何かと忙しくて… いつもブログを楽しみにしていらっしゃる方には本当に申し訳ないです。
さて、今回のワークショップはサンドブラストです。
サンドブラストと聞くと、「マスキングをカットするのが面倒くさくて…」 という方も多いと思います。
コンピュータを利用して、のり付きシートを自由なカタチにカッティングする、STIKAというものを使ってもいいのだけど、使う頻度を考えると、買うのはちょっと。
被せガラスを抜くのではなく、
・メッセージを彫りたい
・記念日彫りたい
・名前を彫りたい
・左右対称の細かい模様を綺麗に彫りたい
ということはありませんか? 今回の 「ラピッドマスクを使った繊細なデザインのサンドブラスト」 のワークショップをぜひ受講してみてください。簡単、綺麗、早くできるのでオススメです。
今回、ブログで発表する前の2011年10月中旬から、すでに受講されている方が多く、またラピッドマスクを使っての制作も何名かの方が既に進んでいます。今度、そういった作品例もご紹介していきたいと思います。第31回びどりを展で、私の 「眠れぬ夜の森の賦」 という行燈型のランプの表面に、東日本大震災で被害にあわれた方々を応援する 「ナラの木」という詩を英文で彫っていたのですが、気づいていただけたでしょうか? あれはこの方法でサンドブラストしたものです。
それにしても、この方法どこかで見たような? そうです、「ワンダーらんど2011 参加レポ-8」 で爽やかなお兄さんが一生懸命デモしてくれたアレです。今回は、みきデザイン工房バージョンで講習いたします。 いまのところ特にワークショップの期限は決めていません。皆さんも、試してみませんか?
(みきデザイン工房の生徒さん限定です。すみません。) ご予約・詳細はこちら:
ラビットマスクは優れもの
今回作っている作品はドイツで購入したかわいいお家。1辺が9cmほどの正方形に3部屋を作りたい。それぞれに違った絨毯を引きたい。でもガラスをカットするだけでは腺が細すぎて無理。自分でマスキングテープをカットするには模様が複雑すぎる。それにはラビットマスクで被せガラスに模様を入れるのがグッド。細い線も複雑な模様もきれいなカーブも大丈夫!!豪華な絨毯ですよ。いろいろ体験をしてそれを作品に応用出来ると、作品に幅が出ると思います。
被せガラスも!
ラピッドマスクで被せガラスの被せ部分を抜くのは基本的に無理、と説明はしているのですが、薄いのはOKですね。
でも、サンドブラストのガンを近づけすぎると、やはりヤバイです。
hottyannba-baさんは、複雑な柄でしたが綺麗に抜けてよかったです。
ラピッドマスクを予想以上に活用してくれるので、見ていて私も楽しくなりました。