2011/11/10 (木)
マインツ大聖堂 1
前回のブログで予告した、2010年11月のドイツツアー で訪れた、マインツ大聖堂のステンドグラスをご紹介します。この聖堂の近くにある 聖シュテファン教会 を見学したあと、階段を降りてきて少し歩き、このマインツ大聖堂に入りました。当日は、11月末で日没も早いし、しかも雨。聖シュテファンでのんびりしすぎたのか、もう薄暗くなってきてしまいました。
皆さんが小さく映っていますから、いかにこの聖堂内が広かったかわかると思います。
11世紀のロマネスク様式の大聖堂で、ケルン、トーリアと並んで有名な大聖堂です。一度、火事で焼けてしまいましたが、現在の聖堂は、その後、再建されたものです。
ここには、ステンドグラス以外にも見どころがたくさんあるし、とにかく広いので、みんなすぐにバラバラにはぐれてしまいました。トラベルイヤホンがあるから声は聞こえるんだけど、姿は見えず…
グレーとブルーがかったグレーの濃淡のパネルがほとんどです。そのパネルの下部には、寄進者の紋章が赤・青・黄で作られていて、上部のアールの部分の赤・青と共に、ポイントとなっていました。写真では見にくいですが、1434年と書かれています。
碁盤状に組まれているステンドグラスは、ずいぶんとたわんできていました。碁盤状のステンドグラスって、鉛線の組み方にもよりますが、概してたわみやすいですね。
次回もマインツ大聖堂です。お楽しみに。
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