ブルーライトとステンドグラス
前回のブログの 「ブルームーン」 の 「ブルー」 つながりですが、「ブルーライト」 が最近、話題になっていますよね。
我々、ガラス屋は、紫外線を放射する 「ブラックライト」 なら、フォトボンド(ガラス同士を接着するガラス専用ボンド) を使って接着させる時や、ラピッドマスク (マスキング用の感光フィルム) でサンドブラストする時に使いますので、なじみがあるのですが、「ブルーライト」 ねぇ…。
ステンドグラスパネルを撮影する時、朝の東側に向いて撮るとガラスが綺麗に写せます。これは、ステンドグラスに携わっている人なら誰でも?知っていることです。(というか、知っていてほしい!) たとえば、朝撮影したもの、昼すぎてから撮影したもの、西側に日が傾いてから撮影したものと、比べてみると一目瞭然です。断然、朝、東側で撮るのが綺麗です。
実は、朝の東側の太陽光は、ブルーライトを多く含んでいるのだそうです。多くの人は、朝起きて、一日の活動をはじめますから、この太陽光を浴びて人間が覚醒して、活動していくようにカラダの仕組まれているそうです。
パソコンをしているところを写真にとると、パソコンのモニター付近が青く光っていますよね。また、夜道で、携帯電話やスマホの画面を見ながら歩いている人がいると、顔が青〜く見えますよね。
これって、液晶モニターから出ているブルーライトのせいで青く見えるのです。
先日、生徒さんが、「これ、ブルーライトをカットするメガネなんです」 と言って見せてくださいました。
みんなで回して、かけてみたところ、裸眼で見るのと何の違いも違和感もありませんでした。でもそのメガネの持ち主によると、液晶モニターを長く見て仕事をしている時には、違いを実感するそうです。
特に夜にPC作業を多くしている人は、朝あびるはずのブルーライトを、夜あびることになり、なかなか寝付けない、疲れがとれない… といった不調をきたすようになってしまうのだそうです。
私も通勤中はスマホのモニター、夜はPCのモニター… と結構長い時間見ていますから、こういったメガネが必要かな、と思っていますが。スマホのモニター見るたびにメガネかけるのも嫌だなぁ…
みなさんも 「目と脳は直結」 していますから、御身ご自愛くださいね!