捨てないで、その2mmのガラス
来年の展覧会に向け、新しい技術を取り入れよう! と秋はワークショップの参加者が多かったです。
“Gペンを使った絵付け”
“ラピッドマスクを使った繊細なサンドブラスト”
“ガラスパウダーを使ったフュージング”
などです。
(びどりを展の時にご予約いただいた一般の参加者も一段落し、現在は、うちの生徒さんのご予約のみ承っております。でも、年末納期の仕事で工房は忙しくなってしまいましたので、ご予約は1月以降の分になります。あしからずご了承のほどを。
第四日曜日の“Gペンを使った絵付け” は予約を受け付けております。)
今日は、サンドブラストのワークショップを受講された方がいらっしゃいましたので、サンドブラスト機の窓の掃除をしました。
手をかざしても曇って見えるから、替え時です。
(ちなみに、両側は透明フィルムなので、すごく曇ってしまっていますが、この部分は無視します。使う時にのぞくのは真ん中部分だけなので。)
サンドブラスト機の中で、砂を高圧で吹きつけてガラスを削るわけですから、この窓がすぐに汚れてしまうのです。砂で傷ついてかすむので、ぞうきんで拭いても、ある程度までしか綺麗になりません。
どれが長持ちするか・・・、つまり長期間くもりにくいのはないかと、いろいろなフィルムを試してみましたが、サンドブラスト屋のAさんに、「ガラスがいいんだよ〜! 3oじゃもったいないから、2mmでいいよ。余ってるのあるだろ?」 と言われ試してみました。
それ以来、この2年ほどは、内側に2mmの透明ガラスを透明梱包テープで貼りつけています。
真ん中あたりだけ、よく見えればいいので真ん中だけ貼りました。
ほら、手がはっきり見えるようになりました。向こう側のガンも見えているでしょ?
わざわざガラスを買うのはもったいないので、写真フレームや額縁に入っている2oのガラスを捨てないでとっておき、この窓用に使っています。
その時によってガラスの大きさが違うので、窓の大きさも変わります。
このようにガラスを使うようになってから、のぞき窓のフィルム交換も頻度も減り、すごく便利になりました。
このネタ、「アートブラスト日和」 という、次やんさんのブログで見て思いついたネタです。次やんさん、いつもお世話になっています。