サンタ・クローチェ聖堂-1
2013年6月 みきデザイン工房主催 イタリア ステンドグラス見学ツアー のレポートのトリを務めるのは!!!???
「サンタ・クローチェ聖堂」(Basilica of Santa Croce)です。
この地域で司教座があるのはフィレンツェ・ドゥオモなので、ここはドゥオモ(大聖堂)ではなく、聖堂、教会堂です。
なぜ、ここがトリか!?
私の主観的な観点ですが、一番印象に残っていたからです。
フィレンツェ・ドゥオモから、サンタ・クローチェ聖堂まで歩いて行きました。
(この聖堂の前の広場でイベントがあるらしく、右端に客席が設けられているのが映っています。シリョーニア広場で歩いていた中世の騎士たちが集まってきていました。
・・・なので、正面から写真を撮れない!!!)
上の写真では、角にダンテの像が立っています。ここを建物の左側に沿って、歩いていくと、立派なチケット売場、団体用の入り口などあります。
左の写真は、私がもらったチケットです。
チケットの絵は何種類もあって、どれも素敵なので、皆で見せ合いっこしました。
サンタ・クローチェ聖堂は、ゴチック建築で、上から見るとフランシスコ会のシンボルであるタウ十字の形をしています。
(ちなみに、クローチェとは十字架のことです)
また、サンタ・クローチェ聖堂にどうしても来たかった理由として、この聖堂は、アッシジのフランチェスコ自身によって建てられたとも言われているからです。
(このツアーで、アッシジの聖フランチェスコ聖堂に行きたかったのですが、日程の都合でどうしても… どうしても… かなわなかったので、せめてここを、ということで無理やり日程に入れました)
壁の色は白で、「清貧」というイメージです。
ん!!! なんと、祭壇と後陣の一部が修復中!!!
これだけのたくさんのステンドグラスがありますから、仕方ないです…
天井は巨大な木組みとなっていて、ここを写真にとらなかった人はいない、というほど特徴的でした。
この軽量な天井により、身廊に幅がある造りなので、ゆったりとした空間が広がっています。
前回のブログで、フィレンツェを映画 「冷静と情熱のあいだ」で復習?した方がいらっしゃるようですが、このサンタ・クローチェ聖堂は、映画 「眺めのいい部屋」で予習?してみてください。