ヘボン博士の肖像画 描きました
前回のブログで、makingをご紹介した ヘボン博士の肖像画です。
Do for Others
−ヘボン博士−
作家名: 高橋園子
技法: 絵付け・サンドブラスト
※作品の写真の転載・転用、およびデザインの転用を固くお断りします。
【本人のコメント】
ヘボン博士、James Curtis Hepburn(ジェームス・カーティス・ヘップバーン)は、私の母校、明治学院大学の創設者です。創設150周年(2013年)を記念して肖像画を制作しました。
肖像の周りに、ヘボン式ローマ字で、
「ヘボン博士は医師であり宣教師。1863年ヘボン塾開校。これが明治学院大学のはじまり。ヘボン式ローマ字、和英・英和辞書、聖書の日本語訳など功績は大きい」
と書きました。
左下には、1890年建築の明治学院記念館、右下には、1916年建築の明治学院チャペルを描きました。どちらも明治学院を代表する歴史的な建造物です。
また、母校のポリシー「Do for others what you want them to do for you.」は、私の座右の銘となっています。
Facebook: https://www.facebook.com/sonoko.takahashi.75
「ステンドグラスグループ びどりを 第34回作品展」 の会場は、賀川豊彦記念 松沢資料館なのですが、この「Do for others」という言葉は、賀川豊彦にも通じるところがあります。
ですから、いつか、この会場でヘボン博士を発表したいと思っていました。
余談ですが、この展覧会中に放映していた、NHKの連続ドラマ「花子とアン」に登場した「村岡平吉」という人物を覚えていらっしゃるでしょうか?
この方は、賀川豊彦とも交流があるので、「村岡平吉」に関連した本も賀川豊彦記念 松沢資料館の蔵書にあるそうです。
奇しくも、その「村岡平吉」にあてた本の裏に、ヘボン博士の自筆のサインがあるというので、学芸員の方に見せていただきました。(聖書に関連した書物だったか・・・)
たしか、My friend Mr. Muraoka James Curtis Hepburn と書いてありました。
こんなところで、ヘボン博士の自筆のサインを見れるとは!!!
(それを覚えていた学芸員の方の記憶力にも驚きです。ありがとうございました。)
いろいろなところで繋がりがあって、ヘボン博士をより興味深く感じました。