「けやき」の紅葉のランプ その2
前回のブログに続き、「けやき」の紅葉のランプの二つ目をご紹介します。
(「ステンドグラスグループ びどりを 第34回作品展」 出展作)
エクステンションZ
−けやき 1−
作家名: 高橋 園子
技法: サンドブラスト・フュージング
※作品の写真の転載・転用、およびデザインの転用を固くお断りします
【本人のコメント】
このガラスは、フラクチャーガラスというアメリカのガラスです。
クリアガラスの上に、コンフィティ(わかめのような薄いガラス)・ストリンガー(細い棒状のガラス)などが焼き付けてあり、二層になっているガラスです。
今回、そのコンフィティやストリンガーをサンドブラストで削り取ってみました。
サンドブラストに使うガラスではないので、凸凹していて非常にマスキングしにくかったのですが、いろいろな手段でマスキングして、何とか、けやきの枝を表現することが出来ました。
下側のガラス玉は、通常の板ガラスとは変化をもたせたくて、フラクチャーガラスを2枚合わせて焼いたり、ブルズアイの色ガラスを2枚合わせて焼いたりしたものです。
樹木の根がはった地中の水を表そうと思いました。
けやきの、「赤」「黄」「茶」に紅葉するカンジが出たかな?
Facebook: https://www.facebook.com/sonoko.takahashi.75