2017/01/27  (金) 

いちごのランプ Making

「いちごは、今が旬!」 というポスターをよく見かけますね。

「いちご」 だけに、「いち月〜月」
1月〜5月が旬! と、旬が長いくだものです。

        

今日は、「いちご」 をモチーフにした高橋智子さんのランプをご紹介します。

今回は、まずMakingをご覧ください。

                 

「旬」 も “長い” ですが、

このランプの完成までの道のりも “長い” です。

                  


                  

まず、いちごのプツプツを作るために、

砕いたガラス粒を置いて焼成します。

                   

                  

つぎに、ふっくら実っているいちごをあらわすために、型の上に乗せて焼成します。

写真は、裏返して型を取り除こうとしているところ。

                  

                  

イチゴの葉っぱの葉脈や葉の周りのギザギザを

グリザイユで絵付けし、焼成します。

             

             

モールドを使ったランプを作るので、

いちごや葉っぱの “どのピース” も

 ・ モールドに描いた絵から、一つずつ型紙を写しとって、はさみで切る

 ・ その型紙の大きさのガラスを切る

の作業をしたうえで、

上記3枚の写真のような作業をします。

             

             

各ピースが出来たら、

・・・って、各ピースとも窯で1回、または2回焼いてからの話しですが・・・

           

 ・ モールドに合わせて、ガラスを削り直して調整する

 ・ ガラスにコパーテープを巻く

 ・ 半田付けする

となります。

           

誰ですか?

ため息をついた人は?

そうなんです、ため息の連続なんです。

           

ティファニータイプのランプは、丸みのあるモールドの上に付けていきます。

ガラスによって厚みが均一ではないので、あらかじめ型紙を用意しにくいのです。

            

なので、一つ一つ、

型紙を起こし → ガラスを切り → 半田付けする

次の

型紙を起こし → ガラスを切り → 半田付けする

次の

型紙を起こし → ガラスを切り → 半田付けする

次の…

と繰り返していくだけでも大変なのに、

いちごのプツプツを作り・・・

ふっくらさせ・・・

葉っぱの葉脈を描き・・・

           

ふ〜

           

では、次回のブログで完成したランプをご期待ください!

           

           


                

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