「ヨーク大聖堂」 レポート-13 レディチャペル解説展示
連日、「ヨーク大聖堂」 のレポートばかりしていますが、
教室もちゃんとやっています。生徒さんもコツコツと制作をすすめていますよ〜
・ランプの文様を絵付けで描いている方
・ガラスパウダーを使ったフュージングで、ランプの花びらをつくっている方
・ティファニーランプを作っている方
・ランプの製図が終わり型紙を作っている方
・パネルのガラスカットをしている方
・初めての鉛線組みをがんばっている方 ・・・
「ヨーク大聖堂」 のレポートはあと少しで終わるので、もう少々おつきあいください。
そのコーナーから出てきて、レディ・チャペルの大窓を見上げる場所に、
(写真の右上がステンドグラス)
こんなモニターがありました。 (2016年6月時)
各セクションをタップすると・・・
これをまたタップすると、各解説が出てきます。
この解説とステンドグラスを、皆でしばし見比べました。
だけど、多すぎて、全部は・・・
その横には、こういったステンドグラスの物語の説明パネル。
下の写真のパネルは、レポート-11 修復ハウツー展示 にあったので
実物大を至近距離で見れたものですが、
おそらく上の写真の “Old Testament” というあたりの27枚組のステンドグラスのうちの一枚ではないかと思います。旧約聖書 「天地創造」 です。
(間違っていたらごめんなさい)
この解説展示パネルの横には、こんな展示パネルがありました。
これによると、 旧約聖書 「天地創造」 の部分が完成するのは2018年かぁ。
新約聖書 「黙示録」 の81枚部分は、出来たばかりだったんですね。
全部の修復が終わったら、また見に来たいなぁ。
このツアーの半年前に工房見学を打診した時に感じたのですが、
この大プロジェクトにかけるイギリス人の情熱 (いやステンドグラス愛好家の? )
にはすごいものがあります。
国をあげて?大事に大事に進行している様子があります。
そんな状況なので、工房見学はガードが固くてかないませんでした。
そのかわりに、展示が充実していました。
次回のブログでは、「この窓の歴史」 の展示をレポートします。
みきデザイン工房 「イングランド ステンドグラス見学ツアー」
【これまでのヨーク大聖堂のレポート】
・ 2017.03.13 「ヨーク大聖堂」 レポート-12 レディチャペル
・ 2017.03.10 「ヨーク大聖堂」 レポート-11 修復ハウツー展示
・ 2017.03.08 「ヨーク大聖堂」 レポート-10 内陣
・ 2017.03.06 「ヨーク大聖堂」 レポート-9 ゾウシュ・チャペル
・ 2017.03.04 「ヨーク大聖堂」 レポート-8 ウエストヨークシャー・メモリアル・チャペル
・ 2017.03.02 「ヨーク大聖堂」 レポート-7 ニコラス
・ 2017.02.27 「ヨーク大聖堂」 レポート-6 側廊
・ 2017.02.25 「ヨーク大聖堂」 レポート-5 “赤いバラと白いバラ”
・ 2017.02.17 「ヨーク大聖堂」 レポート-4 “ファイブ・シスターズ”
・ 2017.02.15 「ヨーク大聖堂」 レポート-3 “ヨークのハート” つづき
・ 2017.02.14 「ヨーク大聖堂」 レポート-2 “ヨークのハート”
・ 2017.02.13 「ヨーク大聖堂」 レポート- 1