札幌駅のステンドグラス
昨日が立冬、
暦の上では冬となります。
東京では、10月30日にもう木枯らし1号が吹いたんですけど…
北海道では、雪が降り始める季節になっていきますねー。
というわけで 「北海道の冬」 をテーマにしたステンドグラスをご紹介します。
先日 2017.10.8〜9 の
「小樽・札幌 ステンドグラス見学ツアー」
のレポート、最終回です。
ツアーの最後の見学地は・・・
「札幌駅」のステンドグラスです。
ここは 「どなたでも見学できる」 場所です!
「エスタ南側通路にある」 と聞き探したのですが、
札幌駅が大きくてナカナカ見つからず…
札幌の知り合いに、存在する事は確認していたので、手分けして捜索!
そして、ついに発見!
この写真の右奥に映っているタワーホテルに行く途中に1F通路にありました。
左の写真のガラスの自動ドアを
入っていくと
通路の左側壁面です!
札幌駅東コンコースから南口を出て左へ。
JRタワーホテル日航札幌へ行く途中の
ステラ・プレイス・イースト1Fの
左側の壁面、
と言ってくれた方がわかりやすかったなー
じゃーん! 幅13メートル近いステンドグラスが現れました。
あった、あった! しつこく探してよかった!
ステンドグラス右側にあったプレートです。
原画・監修 : 国松登
設置 : 1988年11月3日
(後に何度か移設された歴史などが書かれています)
サイズ : 縦 4.05m × 横 12.74m
制作 : 現代壁画研究所(現 クレアーレ工房)
何しろ13メートルですから、左側から撮ると・・・ 撮りきれない。
右側から撮っても・・・ 撮りきれない。
仕方がないので、パノラマモードで撮ると・・・ 何だか違う絵になっちゃう・・・
下記のリンク先を開いていただくと、
流氷をテーマに描く洋画家として知られている国松登さんのコメントをご覧いただけます。
https://jptca.org/publicart122/
見学中は、そのコメントを読み上げながら見学いたしました。
(通路の反対側の壁にはりついて、
この人たち何しているんだろう?
と思われただろうなぁ・・・)
ブログでも、そのコメントの抜粋と共に、ステンドグラスをご覧ください。
美しい雪がしんしんと降り積もる。
くろずんだ流れに綿帽子を載せた小川の石たち、
この辺りも何時の間にかフクロウの啼く月夜には
キタキツネが横切る風景なども見られるようになった。
すぐ近くにオホーツクの海が見えはじめ
沿岸の湾という湾に流氷が侵入し、
やがて氷の上に氷を押し上げ、
その上を吹雪が走り、
また氷が押し上げられて沖までの氷原帯をつくる。
月の夜私はこの岬で愛の氷人に遭遇し、流氷の虜となった。
朝、目が醒めると窓には太い氷柱が垂れ下がり、
窓ガラスに展開する美しい氷紋から豊かな幻想が生まれた。
北国の冬は瞑想の季節であるが、
春を育む期待の季節でもある。
やがて訪れる北方の黎明期にほのかな光と希望が生まれ、
21世紀がほのぼのと明けようとしている。
以上、
2017.10.8〜9 「小樽・札幌 ステンドグラス見学ツアー」
を、一か月もかかってレポートしてきましたが、
実は、一泊2日のツアーです。
ステンドグラス好きのための、
ステンドグラス好きによる、
ステンドグラス三昧のツアー!!!
として企画しましたが、
参加された方も、このブログで見学?された方も
いかがだったでしょうか?
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