ガルーダ ステンドグラスパネル
今日は“立春”。
新宿では19度という、暖かい立春です。
そして、その前日2月3日は “節分” だったわけですが
皆様は豆まきをしましたか?
豆まきをして “鬼を追い払う”
“邪気を追い払う” のだなぁ、と思っていて
この作品を紹介することにしました。
(「第38回 びどりを作品展」 2018年 9月 出品作)
この作品のモチーフは “ガルーダ” です。
“ガルーダ” はインド神話において、人々に恐れられる蛇や竜を退治するとして崇拝されていて、炎の様に光り輝き熱を発している聖鳥です。
ニキ・ド・サンファルに…
《T》
作家名: 長沼 克拓
技法: サンドブラスト・絵付け・コパーテープフォイリング・鉛線組み
※ 作品の写真の転載・転用、およびデザインの転用を固くお断りします
【本人のコメント】
原画はフランスの女性作家ニキ・ド・サンファルが、日本の親友に宛てた手紙の挿絵です。
モチーフはインドネシアの「ガルーダ」と思われます。
ステンドグラスの世界に入門して7年目、いつかは… と思っていたニキの世界に今回挑戦しました。急いで描かれたであろう原画は、着色がなされていない部分があったり、端部が切れてしまっていたりするため、パネルの制作にあたっては、原作者と共同制作をさせてもらう気持ちで、ある程度自分の解釈やアレンジも加えさせていただきました。
ガラスによるニキ・ド・サンファルの世界はランプにも続きます。
次回のブログでは、この作品のMakingをご紹介します。