2019/07/22  (月) 

三越劇場のステンドグラス見学

先週、「日本ステンドグラス連盟」 主催の 「ステンドグラス見学会」 に行ってきました。
今日は、いくつか見学したうちの 『三越劇場』 をレポートします。

             

            

さて、日本橋三越本館 6階 の

 『三越劇場』  に来ました。

(このレポートは当日の順番と異なります)

注意: 事前に許可を得て見学をしています。

            

ここは座席数500ほどの劇場で
客席のトップライト 8箇所に豪華なステンドグラスが入っています。


            

            

            

トップライトが2つしか映らないので、パノラマモードで撮ってみます。

注意: 事前に許可を得て見学をしています。

ちょうど照明の点検中でしたので、客席にもステージにも照明が低いところまで降ろされています。

            

            

            

1階の客席から見上げてみます。

            

            

            

8か所すべて同じデザインです。

            

 

2階の客席に行ってみました。

            

ん? 平面ではない!?!?!?

立体的というか、段違いになっている!!!

            

空気孔があり、

それぞれのパーツに分けられて作られていることが、

近くから見てわかりました。

            

            

            

            

            

ステンドグラス制作は、別府ステンドグラス製作所で昭和3年(1928年)

(宇野澤組ステンドグラス製作所から独立)

            

            

そのほか、場内は

杉浦非水らが意匠にたずさわったとのことで、随所の細工もすばらしいです。

            

 

両側の壁と扉。

先月、フランスツアー でロココ調のデザインをたくさん見てきましたが、東京にもこんな素晴らしい場所があったのですね。

            
            

2階のてすり

             

            

ステンドグラスにも使われているこのデザインは

随所で見られました。

 

            

            

                 

日本ステンドグラス連盟の皆様、企画していただきありがとうございました。

いつもは自分が企画する立場なので、久しぶりにゆっくりステンドグラス鑑賞できました。

            

            

以上、「三越劇場」のステンドグラスのレポートでした。

もし観劇にいらっしゃる方は、

観劇中は、電気が消されてしまいますので、

開演前に余裕を持っていらした方がよいと思います。

そして、2階席に行って、近くからステンドグラスをご覧ください。

注意: 私たちは、事前に許可を得て見学をしましたので、
見学に行かれるかたは各自ご確認ください。

                   

                   


            

  

               

| コメント(0)

カワセミがいるテラリウム
日本橋三越のステンドグラス見学