三越劇場のステンドグラス見学
先週、「日本ステンドグラス連盟」 主催の 「ステンドグラス見学会」 に行ってきました。
今日は、いくつか見学したうちの 『三越劇場』 をレポートします。
さて、日本橋三越本館 6階 の
『三越劇場』 に来ました。
(このレポートは当日の順番と異なります)
注意: 事前に許可を得て見学をしています。
ここは座席数500ほどの劇場で
客席のトップライト 8箇所に豪華なステンドグラスが入っています。
トップライトが2つしか映らないので、パノラマモードで撮ってみます。
注意: 事前に許可を得て見学をしています。
ちょうど照明の点検中でしたので、客席にもステージにも照明が低いところまで降ろされています。
1階の客席から見上げてみます。
8か所すべて同じデザインです。
2階の客席に行ってみました。
ん? 平面ではない!?!?!?
立体的というか、段違いになっている!!!
空気孔があり、
それぞれのパーツに分けられて作られていることが、
近くから見てわかりました。
ステンドグラス制作は、別府ステンドグラス製作所で昭和3年(1928年)
(宇野澤組ステンドグラス製作所から独立)
そのほか、場内は
杉浦非水らが意匠にたずさわったとのことで、随所の細工もすばらしいです。
両側の壁と扉。
先月、フランスツアー でロココ調のデザインをたくさん見てきましたが、東京にもこんな素晴らしい場所があったのですね。
2階のてすり
ステンドグラスにも使われているこのデザインは
随所で見られました。
日本ステンドグラス連盟の皆様、企画していただきありがとうございました。
いつもは自分が企画する立場なので、久しぶりにゆっくりステンドグラス鑑賞できました。
以上、「三越劇場」のステンドグラスのレポートでした。
もし観劇にいらっしゃる方は、
観劇中は、電気が消されてしまいますので、
開演前に余裕を持っていらした方がよいと思います。
そして、2階席に行って、近くからステンドグラスをご覧ください。
注意: 私たちは、事前に許可を得て見学をしましたので、
見学に行かれるかたは各自ご確認ください。