陶板のためのランプ
5月から元号が「令和」となり、この秋は皇位継承の重要な祭祀である「即位礼正殿の儀」、「大嘗祭」などが行われていました。
平安時代から続く古式ゆかしい儀式の装飾や衣装は、日本人でも珍しく興味を持ってみました。
今日ご紹介するランプは、そういった日本人に馴染みやすい色かもしれません。
一か月近く、ナンシーのレポートをしていましたので、久しぶりの 「第39回びどりを作品展」 (2019年9月24日〜29日 CLASKA The 8th Gallery)の作品紹介です。
「陶板のためのランプ」
作家名: 高橋 園子
技法: サンドブラスト・コパーテープフォイリング
※ 作品の写真の転載・転用、およびデザインの転用を固くお断りします
【本人のコメント】
何年か前に流れが美しいランバーツ社のガラスを買い、何に使おうか考えていましたが、今井理桂氏の陶板を見てすぐにデザインが決まりました。
ガラスの色や陶板に合わせて、竹などを使って、和風なランプペースを手作りしました。
今井理桂氏の工房にお邪魔すると、いつもお茶を入れてもてなしてくれるので、つい長居してしまうのですが、その時にハネモノ?売り場で見つけたものです)
ちなみに理桂さんの長さ103mの登窯は、ギネス記録に認定されているそうです。
ず〜っと眺めてデザインを考えていた、というガラスがこれ。