「サント・シャペル」 レポート 2
今日は、みきデザイン工房に新入生が入ることが決まりました。
金髪のRさんです。日本に長くいらっしゃる方で日本語はペラペラです。3月からいらっしゃいますので、みなさん、よろしくお願いいたします。!
・・・と気分のよいところで、「サント・シャペル」 のレポートを続けます。
前回のブログから 2019年6月 「みきデザイン工房 フランス - ステンドグラス見学ツアー」 で訪れたパリの「サント・シャペル」 のレポートをしています。
(2/9付けのブログに、公開後に少し写真を追加しましたので、もう一度ご覧ください)
サント・シャペルは、ルイ9世が13世紀に収集した聖遺物を収めるために建築された教会で、とてもコンパクトな教会です。
二階建てになっていて、エントランスから入った1階は下層礼拝堂で、今は主にお土産売り場などになっています。
細い階段をのぼって2階の上層礼拝堂に入ると、わぁ〜と声をあげずにはいられません。
(見学時は新型コロナウイルスの心配がない時でよかった・・・)
ステンドグラス好きなら、このサント・シャペルの見学は必須です!
(なので、入場券を抑えるのに何か月も前からしつこく確認しました)
まず東の後陣。
朝なので、この東側のステンドグラスが輝いていました。
2019年6月撮影
上の写真の反対側はこうなっています。
西のバラ窓。
2019年6月撮影
とにかく360度一回りステンドグラスなんです!
みなさん、カメラをかまえて、その場でぐるぐる回っています。
どこの国の方も、ぐるぐる回っています。みんなでぐるぐる・・・
下図は、サント・シャペルの見取り図です。
これを見ると、その場でぐるぐる回れば写真が撮れる理由がわかるかな?
東にある後陣。内陣を囲むように、ここに7本の細いランセット。
身廊の南北にそれぞれ4本ずつ、計8本のランセット。
この15本のランセットに聖書から題材をとった1113場面が、ステンドグラスであらわされています。
これらは1242〜1248年に制作されたもので、総面積は640平方メートルもあります。
13Cのステンドグラスは最高ですね〜!
ヨーロッパ各地のステンドグラス見学をしてきて、どこの大聖堂も12Cか13Cのステンドグラスを良い状態で見れる、ということを、その大聖堂の謳い文句にしています。
このサント・シャペルには、これだけの13Cのステンドグラスがあるのですから、本当に素晴らしいことです。国をあげて修復技術を高めていることがわかります。
ちなみに、西のバラ窓は直径9メートルで15C制作のステンドグラスです。
前回レポートしたブールジュ大聖堂は、身廊が141メートルもありました。
とにかく長かった・・・
それに比べてこのサント・シャペルは小さいのですが、満足度はかなり高かったです。
次回以降のレポートもお楽しみに!
【これまでのサント・シャペルのレポート】
・ 2021.02.09 「サント・シャペル」 レポート 1
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