シャルトルのノートルダム大聖堂 -13
「シャルトルのノートルダム大聖堂」 の3つめのバラ窓、「北のバラ窓」 をレポートします。
4月6日付けのブログの中のステンドグラスショップの写真の反対側に 少しだけ写っていた (ショップの看板に隠れてちょうど見えない!!!) のが、北ファサードで、その上にあるバラ窓です。
横からしか撮れなかったのですが、ここが西ファサードです。
右端に見えるのが西ファサード上の左側の尖塔ですね。
トレサリーを見ると、西のバラ窓とも南のバラ窓とも違うデザインですね。
ジャーン!
これが北のバラ窓です。
「シャルトルのノートルダム大聖堂」 の内陣の十字架は上から吊り下がっているのが特徴です。
上の写真で、右側に十字架が写っているのがわかりますか?
右側に内陣があるということは、右側が東側だから・・・
この窓は北側ということになりますね。
(南のバラ窓をレポートした時も、上から十字架が吊り下げてあるのに気づきましたか?)
北バラ窓は、聖母の栄光を表していて、中央には聖母マリアと小さなイエス・キリストが描かれています。
バラ窓の下には、5本のトレサリーがあります。
南のバラ窓と違うのは、バラ窓と5本のトレサリーとの間に、「金色の百合」が描かれていることです。
このステンドグラスは、ルイ9世の母后のブランシュ・ド・カスティーナの寄進によるものなので、ルイの紋章の百合とブランシュ家の紋章が描かれています。
この紋章が描かれていたら、北のバラ窓! とわかりやすいですね。
北の袖廊です。
北の袖廊も、南の袖廊と同じで東西に2本ずつ3セット、合計で6本のランセットがあります。
何時ころ写真を写したかで、このように全体に青っぽく映る時もあります。
このブログの2つ目の写真とまったく違いますね。
これもステンドグラスの楽しみです。
フランス - ステンドグラス見学ツアー」 2019年の6月
【シャルトルのノートルダム大聖堂の これまでのレポート】
・2021.04.28 シャルトルのノートルダム大聖堂 -12 (南のバラ窓)
・2021.04.27 シャルトルのノートルダム大聖堂 -11 (身廊 拡大)
・2021.04.26 シャルトルのノートルダム大聖堂 -10 (身廊)
・2021.04.24 シャルトルのノートルダム大聖堂 -9 (身廊 高窓)
・2021.04.22 シャルトルのノートルダム大聖堂 -8 (後陣)
・2021.04.17 シャルトルのノートルダム大聖堂 -7 (美しいステンドグラスの聖母)
・2021.04.13 シャルトルのノートルダム大聖堂 -6 (西のバラ窓)
・2021.04.11 シャルトルのノートルダム大聖堂 -5 (彫刻)
・2021.04.09 シャルトルのノートルダム大聖堂 -4 (大聖堂全景と見取り図)
・2021.04.06 シャルトルのノートルダム大聖堂 -3 (街のステンドグラス小物ショップ)
・2021.04.05 シャルトルのノートルダム大聖堂 -2 (ノートルダムとは)
・2021.04.04 シャルトルのノートルダム大聖堂 -1 (ホテル)
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