ミュシャのステンドグラス -1
前回のブログでご紹介したプラハの「ヴィート教会」は、宮殿内にある聖堂です。
ゴシック建築の大きな窓にたくさんのステンドグラス窓があります。
その中の一つに、チェコスロバキアの代表的な画家 アルフォンス・ミュシャが描いたステンドグラスがあります。
第40回 びどりを作品展 (2021.9 大倉山記念館) では、神谷真知子さんのモザイク作品の隣に展示した、この作品をご紹介します。
ヴィート大聖堂 ステンドグラス 1
ミュッシャ原作
作家名: 江本 正実
技法: 絵付け・サンドブラスト・鉛線組み
※ 作品の写真の転載・転用、およびデザインの転用を固くりします
アルフォンス・ミュシャが描いたこのステンドグラスは、画面中央にヴァーツラフ1世と祖母ルドミラが描かれ、周囲にキリルとメトディウス兄弟の生涯の活躍が順番に何枚かのパネルにして描かれている、「聖キリルと聖メトディウス」という作品です。
その大窓のうちの2枚をご紹介します。江本先生が描いたステンドグラスです。
まず今日は、一枚目です。
写真によって違う色に見えるので、もう一枚。
キリル(弟)とメトディウス(兄)は、9世紀に現在のチェコにあたるモラビア王国にキリスト教を広め、キリル文字の元をつくった人物で、「スラブの使徒」としてスラブ人の間で崇拝されている人物です。
第40回 びどりを作品展 大倉山記念館 ギャラリー 2021.9 展示風景
次回は、下の写真の左側の作品をご紹介します。
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地震お見舞い
3月16日夜遅く 福島県沖を震源とする 震度6強 マグニチュード7.4 の大きな地震が起きました。
東京でも大きく揺れ、停電も多くの地域で発生しました。
皆様に被害はなかったでしょうか?
工房内の生徒さんにお預かりしている作品は、すべて無事でした。
昨晩出来たばかりのGさんのティファニーランプ、完成間近のCさんの変形扇型ランプ、Tさんの大きなティファニーランプなども無事ですよ!
この頃、北陸で地震が多かったし、満月なので、揺れの少ない大きなテーブルの中央に置いて帰ったのが幸いしました。