風の精 のステンドグラス
前回のブログでご紹介した、ナンシーのルミエールをコラージュした作品をもう一度ご覧ください。
Xmasツリーの左側に白い建物が描かれていますね。
これは、スタニスラス広場のナンシー美術館です。
みきデザイン工房の フランス - ステンドグラス見学ツアーの際に、ナンシーでは、「エミール・ガレ」、「ドーム兄弟」、「ルネ・ラリック」などのガラス作品も堪能しました。
特に、このナンシー美術館の地下展示室の、ドーム兄弟のコレクションがすごかったです。
館内を歩いても、歩いても・・・ と作品が展示されていました。
ナンシー美術館は、ナポレオンによる文化振興政策により、ルーヴル美術館と同じ規模の美術館を! ということで、作られた美術館だからです。
ガラス工芸ネタということで、今回のブログでは、ルネ・ラリックの宝飾品をモチーフにした作品をご紹介します。
第40回 びどりを作品展 (2021.9 大倉山記念館) 出品作です。
風の精のブローチ
ルネ・ラリック宝飾店
作家名: 白鳥 淳
技法: 絵付け・サンドブラスト・フュージング・スランピング・接着・コパーテープフォイリング
※ 作品の写真の転載・転用、およびデザインの転用を固くりします
【本人のコメント】
ガラス工芸家として有名なルネ・ラリック(1860〜1945)は、初期には宝飾品を多く手がけていました。
ブローチの大きさは8p×4p。
羽にはダイヤモンドがちりばめられ、羽の縁の部分は七宝焼。
鶏のティアラよりは一般うけするデザインのせいか、複数点現存しています。
箱根ラリック美術館で実物を見ることができます。
中央の風の精は、石膏で原型を作りクリアガラスをのせてスランピング。
さらに内側からサンドブラストしました。
【会場展示風景】
会場の大倉山記念館の雰囲気とぴったりでした。
曇った日の自然光で撮った写真です。
この作品は、YouTubeでもご覧いただけます。
【ステンドグラスグループびどりを 2020年展覧会】
次回のブログでMakingをご紹介します。
【みきデザイン工房からのお知らせ】
【 予約の状況 】
ご自身も 同居の方も
10日以内に、他の方々と
外食・飲食を伴う会合をしていない
予約の際、ワクチン接種の有無は問いません。
既にワクチンを3回接種された方も同様にお願いいたします。