4種の「蔦」のランプ Making
工房の最寄駅 「山手線 新大久保駅」の近くには
海城高校・保善高校・桜美林大学などの学校があります。
観光客で賑わうほか、学生さんの登下校時は、改札がとても込み合います。
先日、電光掲示板に
「ご卒業おめでとうございます。また当駅でお目にかかれるのを楽しみにしています」
的なメッセージが出ていました。
卒業式かぁ・・・
離れていく友達・後輩・先生へ、いろいろこなことを「伝えあう」季節ですね。
そこで、高橋園子の 「つた え あい」というタイトルのランプをご紹介します。
(かなり強引な入り方で、すみません…)
4種の「蔦」をモチーフにしたものです。
今回はMakingだけご紹介します。
第42回 びどりを作品展 (2023.9 横浜市 大倉山記念館) の出品作です。
まずは、四種類の蔦の色に合わせて、いろいろな緑色のガラスを選びます。
この作品も フランスで見て感激したステンドグラス作家 ジャック・グリュベール
のガラス遣い風に選んだ、凸凹のあるガラスです。
カットしにくい、コパーテープを巻きにくい、はんだをしにくい・・・
なのに、この美しさを見てしまうと、もうやめられません。
葉脈を描いて焼成するので、焼いても色が変わらないガラスを選びます。
蔦の背景として使うのは、味わいのあるトゥルーダイクロシリーズのガラス。
上の写真は、「ぶどう」・「かぼちゃ」
下の写真は、「ホップ」・「ヘチマ」
8枚を並べました。
「つた え あい」 という、感じになったかな。
上の段を、回転台に乗せて組み立てていきます。
下の段は、このように洗面器を回転台の上にのせて、組み立てていきます。
以上、Makingでした。
完成したランプは、次回のブログでご紹介します。
【みきデザイン工房からのお知らせ】
※ 工房にお入りになったら「手洗い」 をし、常時「マスク着用」の
ご協力をお願いいたし ます。