ガラスを選ぶ!(5)
【目的に応じて選ぶ】
「ガラスを選ぶ」ことで必要なことは、“目的に応じて選ぶ” ということです。通常のランプやパネルなどに使う以外に、以下のような用途別にガラスをご用意しています。
●フュージング用
基本的には、フュージングする時は、“フュージング用”のガラスを使います。“フュージング用”のガラスなら、どれとどれを組み合わせもいい、というわけではありません。
「FUSABLE」、「アーティスタ」などというシールが貼ってあるガラスが、フュージング用です。でも、違うメーカーのガラス同士でもOKな場合と、ダメな場合があります。
「膨脹係数」 が同じなら大丈夫です。(この話しはまた後日)
※もちろん、“フュージング用”のガラスと言っても、フュージングにしないで、普通にランプやパネルに使っても構いません。
●サンドブラスト用
サンドブラストには、 「フラッシュガラス」 という、透明なガラス(クリア)の上に赤や青など別の色を乗せたニ層のガラスを使います。クリアに他色を被せた、ということで 「被せ(きせ)ガラス」 ともいいます。
例えば、赤のフラッシュのモチーフ部分をマスキングしてサンドブラストすると、周りは曇りガラスのように白くなり、モチーフが赤く残ります。(サンドブラストについては後日。)
※クリアの上でなく、黄色の上に赤、青の上に赤、などのフラッシュも多数あります。
●絵付け(ペインティング)用
主にアンティークかニュースアンティークを使います。
グリザイユやエマイユ(絵の具)の定着や発色が安定しているからです
二色以上が混じっているようなガラスを使う場合は、焼いても色が変わらないことを確認してから使います。
●バーナーワーク用、その他
バーナーワーク用、フリット、パウダーなども、ご用意しています
以上、制作の際にその都度、工房でご質問ください。
ぜひ辞書を作ってください!
“きせ”で『被せ』の変換は出てきませんよね?
そのせいかどうか硝子業界の方でも“きせ硝子”ではなく
“かぶせ硝子”という所もあるみたいですね。
ここのページは辞書として残しておきたいw
今日やっと2面目・片面ですがハンダまでいきました。
2枚を持って電球を当てたら、
なんだかとってもいい気持ちになってきましたw
Re:ぜひ辞書を作ってください!
●このページは、まだまだホンのサワリだけでして・・・
もっと詳しいことは、ひとつずつ実物を前にしてご説明したいと思いますので、どんどん聞いてください。
“辞書”というか、“用語集”のようなものは作ろうと思っていますが、いつになることやら…
●“フラッシュ”のことを、ウチでは、“被せ”と書いて“きせ”と読ませますが、“着せ”と書く工房もあるみたいですね。でも、“かぶせ”と呼んでいるのは知りませんでした。
●ランプ、いい気持ちですか! よかった! 出来上がりを想像できるようになったら、もう上級者です!
4面ランプは、3面目が峠?とよく聞きます。4面目は最後だから頑張るけど、3面目が辛かった・・・ というようにね。3面目をやっている間は、おいしいおやつを用意するから、頑張ってくださいね!