2008/06/23 (月)
オイルカッター
ガラスをカットする時には、オイルカッターを使っています。
刃先に超硬合金を使ったもので、中にオイルを入れて使用します。
でも、オイルカッターの油の出が悪い、と思うことはありませんか?
その時は、以下の点を点検してください。
- 上側のネジがきっちりしまっていませんか?
すこしゆるめないとオイルが出てきません。 - オイルが少なくありませんか?
オイルが少なすぎるとおりてこないことがあります。
半分以上入れてみてください。 - 刃が磨り減っていませんか?
ルーペで刃を見て、丸くなっているようだと取替えの時期です。
刃先だけ交換できますので、先生にご相談ください。 - 上の2点がOKな場合は、刃先のネジをゆるめて刃先を一度とりはずしてください。“糸” が減っていませんか?
“糸” が減ってくると、オイルが刃に伝わりにくくなります。
下側は新品のカッターですが、上側のように減ってくるとオイルが落ちてきません。こうなると、カッターの交換の時期ですので、先生にご相談ください。
現在は、オイルカッター用のオイルを使用していますが、以前は、樟脳を主成分とした「片脳油」を使っていました。衛生用液体・消臭芳香剤としても有名なのですが、「片脳油」は“臭い、臭い!” と悪評なので使用するのをやめました。いわゆる“トイレの芳香剤の臭い” だったもので・・・ こんなこと言うと、年齢がバレルかな? いったい熱血講師は何歳なんでしょうねぇ? 「片脳油」を使っていたなんていうことで想像はつくと思います。
それにしても、それまでのカッターにくらべて格段に切りやすくなったもので、臭くても、オイルカッターが出回るようになって嬉しかったものです。
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