横浜開港記念会館のパネル修復 (見学会レポート-1)
個展のレポートで遅くなってしまいましたが、今日のブログは、2008年11月19日(水)の「横浜開港記念会館 ステンドグラスパネル修復 見学会」 のレポートです。
「横浜開港記念会館 ステンドグラスパネル修復」については、いままで以下のようにお伝えしてきました。
さて、当日は冷え込んだ日で、厚手コートにマフラーやニット帽、手袋などで防寒して、14名が参加しました。
- 公共施設のステンドグラス
- 個人住宅のステンドグラス
- 教会のステンドグラス
- 店舗のステンドグラス
と、4パターンのステンドグラスを見学する強行スケジュールでしたが、楽しい見学会となりました。
今日は、1.の公共施設のステンドグラス、「横浜開港記念会館」だけお伝えします。
まず、修復しているパネルがはめてあった2階に行き、説明を受けました(写真は、シールのステンドグラス)。
このステンドグラスは、最初は宇野沢組の下絵によるステンドグラスでしたが、関東大震災後の修復時に、外国人に依頼したので、絵の中で当時の船頭の服が違う、花の季節が間違っているなど、つじつまの合わない部分が出来てしまったのです。fumu, fumu...
こちら(右の写真)は、既に修復が終わっている、ボーハタン号のステンドグラス。
元商社マンのガイドさんは、とても熱心に教えてくれました。
さて、修復工房のある地下に来ました。
現在は、鉛線組み&半田づけをしているところです。
(右写真) このガラスは、このように・・・
と説明してくださっているこの方は、ナント! みきデザイン工房のステンドグラス科設立当初にゆかりのある方でした!!! 30年前ほど前にアシスタントをしていた方に聞いたら、懐かしがっていましたよ〜!
古い鉛線はこんなに、ボロボロです
補強は時代と共に、このように変化してきました。
今回は、特製のこの補強を使います。
熱心にいろいろ教えていただいてありがとうございました。とても勉強になりました。
お腹すいたぁ〜 の一声で、いちょう並木を歩いてランチへ!
産貿センターの10Fへ
わぁ〜 海だぁ! 海だぁ!
ベイブリッジだ!
大桟橋だ!
赤レンガ倉庫だ!
山下公園だ!
氷川丸だ!
大桟橋だ!
きゃ〜、きゃ〜!
個室だから大騒ぎ!
以上、レポート-1でした。次回をお楽しみにぃ!