カッターの行くラインをイメージする! これ大事!
「もっと先を見て!」 と、オイルカッターでガラスを切っている生徒さんに、声をかけました。
時々、ガラスを切る時に、手元を見すぎている生徒さんがいらっしゃいます。
運転をする時、初心者はすぐ近くの白線などを見て運転するのでヨロヨロした運転になるけど、熟練ドライバーはもうちょっと先を見て走るので、まっすぐ走りますよね。そう思ったことはありませんか? 私は趣味でスキー競技を少しやっていますが、最低3旗門から4旗門先を見て滑りなさいと教わります。(旗門って、赤や青の旗がついているポールのことです。)運転もスキーも、自分の行く所をイメージして進むと滑らかな線を描けるのです。
ガラスカットも似ています。
自分の行く所をイメージして進むと滑らかな線を描けるはずです。
途中から、カッターの刃が斜めになってゴリゴリ音をすることもなくなります(なくなるはずです)。
すごく小さいピースなどはいいのですが、座ったままでは体でその線をイメージできないので、できるだけ立って切りましょう。まず、こ〜いって、あ〜いって、と体でイメージしましょう。(上の写真は定規を使って直線を切っているところですが、曲線の時は、特に先をイメージすることが大事です。)
イメージすれば、作業台に置いているガラスの位置や、自分の立ち位置、カッターの刃を入れる位置をあらかじめ修正できると思います。
スコアを入れるには、「押し切り」と「引き切り」がありますが、ウチは小さいピースを切る生徒さんが多いので、「押し切り」をお薦めしています。文頭に出てきた生徒さんは、カッターの刃を覗き込むようにカッターを押していたので、ラインがフラフラしていました。熟練してくると、少し先を見ているのに、ライン通りに切れるようになります。すこしずつ試してみてくださいね。
スコアを入れたら、
「スコアを入れたら、早く割る! 2008.7.15」 のブログの記事もお忘れなく!
同じだ〜
先生すご〜い!!!
スキー競技なんて私には逆立ちしてもできません。
でも、仰ることは良く解ります。以前、少しだけ乗馬をしていたのですが、馬も馬体の距離を考えて行き先をイメージしないと、重心をコントロールできなくて「ラインがフラフラ」するんです。
全然上手くならなかった私の感覚なので、確かではないかも知れませんが。なんか同じ〜と思いました。