2009/06/13  (土) 

ガラスメーカー(3) ランバーツ (アンティークガラス)

前回のブログで、「ランバーツ」 のサイトにリンク設定しておいたのですが、ご覧になりましたか? 

ドイツ語はダメという方も、英語バージョンもありますので・・・ 

って、英語もダメ? 

でも、とにかく、 http://www.lamberts.de/ を訪れてみてください。

 

トップページに出てくる動画は、 「アンティークガラス」 を作っているところです。

是非、フルスクリーンモードにして見てください。まだ真夏ではないので無理かもしれませんが、暑苦しい部屋で、汗だくで見ていただくと臨場感バッチリで、いいかと思います。

(ガラスを作っている所は、非常に高温で、時間を決めて休み、水分を飲みながらじゃないと倒れてしまう程の暑いところだからです。)

 

 


 

 

さて、ご覧になりましたか? 

ときどき、工房にあるこのポスター(別の会社のだけど…)を見ながらご説明したこともあると思いますが、動画だと、「アンティークガラスの作り方」 がよくわかりますよね。

皆が「アンティーク」、「アンティーク」と呼んでいるガラスは、製造方法が昔ながらの、ということです。

 
がらすらんどツアーに行った時に、シリンダー(ひとかかえもある筒状のガラス) を見たことがある方もいらっしゃると思います。まさに、あの状態がアンティークガラスである証明なわけです。
 

 


 

 

右の写真のような、グラデーションのガラスなどもあります。

このグラデーションをうまく使って作品を作ったら素敵ですよね。

この写真では、よくわかりませんが(というか全然わからない!)、アンティークガラスには、表面にシワのようなものがあります。これをストライスといいますが、これが光を通したときにユラユラしてとても美しいんですよね。この美しさがアンティークガラスの魅力の一つです。

 

ストライスは、さきほどの動画を見た方はわかると思いますが、シリンダーを平らに開いて板状にする時の、職人さんの手加減なので、 「職人の指紋」 などとも言いますね。

というわけで、ストライスがある方が、ガラスの表なので、(実際には、両側にストライスがあるガラスが多いのですが…) カットする時は、表から切ります。

 

 


 

 

また、問屋さんに 「ランバーツは、スペシャルガラスを3枚だけという少量でも製造してもらえますから、気軽に頼んでください」 と言ってくれています。それは嬉しいんだけど、とっても嬉しいんだけど… 頼みたいのはヤマヤマなんだけど・・・

しかも、ランバーツのサイトのこのページ  なんて、ソソルよね〜!

 
※通常オリジナルのガラスの製造をお願いする場合、ケース単位 (特にロールでガラスを製造しているメーカー) なので、最低大体50枚くらいからです。

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