こういう保管の仕方は… いいの?(続編)
「こういう保管の仕方は… いいの? 悪いの? 2009.07.17」 の続報、というか、付け足しです。
「ガラスの重ね積み」
このような保管の仕方に対しての反応が多かったので、ちょっと付け加えます。
「本当はダメ」と思いながらも・・・ つい、やっているのか、 「平積みしても、別にいいんでしょ?」と思ってやっているのか、
実は、それを問いかけたかったのですが、予想に反して、結構ヤバイ意見が聞こえてきたので、続編を書きました。
←この写真のネタ提供の方へ:
(きっと、この方は知っていてやってた?ことと思いますが、何度もネタにしてスミマセン)
生徒さんの、制作中のパネルなどは、板に釘などで固定しながら進めていきますので、上の写真(写真左)のように、その板ごと引き出せるように棚状にして保管させていただいています。 【参考ブログ】 教室の特徴 (1)
ひとつの作品に、何色も使いますから、ご自分のロッカー(写真右)に入りきらないガラスも出てきてしまいます。それに、使いかけのガラスなどは、この自分の作業板に乗せておけば、すぐに続きの作業に入れて便利だし・・・。 私たちも、「ロッカーに入りませ〜ん」 と、言われれば、「そこに乗せておいて。」とつい言ってしまいます。制作中の板の上は制作者の方のスペースなので、有効利用しているというわけですね。
でも、それは 「暫定的に!」 なわけで、
ガラスは、横にした状態で振動を与えると割れることがあります!
運搬の際や、保管の際は、立てた状態で!
に変わりはありません。
傷がついたガラスは商品にならない
積み上げたガラスとガラス同士がこすれて傷がつく 。
→ 傷がついたガラスは直りません。
ヒビが入ったガラスは商品とならない
平積みした状態で、プライヤーなどの工具を落とすと、簡単にヒビが入ります 。真ん中に入った傷はどっちに広がるかわからないのでタチが悪いです。
など、平積みしていると起こる弊害も多いので、あくまで 「ロッカーに入らないので仕方なく」 やっていること。本当は、「平積みしてはいけない」、ということを覚えておいてね。仕方なくやる時は、せめて新聞紙やパッキンをはさんでほしいです。
がらすらんど倉庫ツアーにいらした方は、倉庫内で平積みにしているガラスを見たことはないはずです。それだけ、プロはガラスの平積みにはナーバスになっています。商品にならなくなる、売れなくなることを知っているからです。
みなさんも、せっかく購入したガラスですから、大事にしてあげてね!
リョウカイッ! ( ・Θ・)ゞピヨッ!!
サクサク切って、ハヨ平積み解消したいと思いますw
ちなみに参考写真の割れは平積みの結果ではなく
私のスコアの甘さから横にそれてしまったのです(ノд-。)
りかさんへ
昨日は、サクサク切れましたか?
せっかくネタ元を自ら明かしてくれたので、別ネタに発展させていただきました。
(7.25のブログ http://blog.miki-designkobo.com/mikiblo/20090725/ )
ありがとう!