2009/08/03  (月) 

秘密の花園みたいなランプ

前回のブログ 「光と上手にコラボしましょ! 2009.8.1」 では、

「ガラスを選ぶ時に、 “使う所の光” で選ぶ。」 

ということを、申し上げました。今日は、その組み合わせについてです。

 

それ、むずかし〜い! と言わないでね!

料理をつくる時も、「味」、「いろどり」、「食感」・・・ と多くのことを同時に考えて作りますよね。

それから、服装だってそうです。服と髪型とバッグと靴とアクセサリーと・・・ 

フォーマルな組み合わせで・・・ リゾート向けのとり合わせで・・・

と、いつも自然にとり合わせていますよね。

 

つまり、ふだんやっていること、の延長なんですよ。

 

 たとえば花をモチーフにした作品を作るとします。
  「花にこれらのガラス」を使い…
  「葉っぱにはこれらのガラス」…
  「背景にはこれとこれと…」
と選んでいき、ひとつ一つのガラスのイメージをまず頭に入れます。

 

でも、隣に来るガラスで、そのガラスが違って見えることもありますので、隣同士のガラスを同時に見比べたりすることも必要です。

そうやって、「最終的に完成したところをイメージすること」 が、とても大切です。

 
頭の中には自分しかわからない作品のイメージができますよね。 さしずめ、誰にもわからない 「秘密の花園」 といったところでしょうか。

 

※ ティファニーのレプリカの制作、本に出ていた作品では、あらかじめ完成イメージがわかっていますよね。

だから、

 「ガラスを選ぶ時に、 “使う所の光” で選ぶ。」 

 「最終的に完成したところをイメージすること」

というようなことは、オリジナルのデザインの作品だからこそ必要になることなのです。

ウチの教室では、普通科のみなさんにもそれに挑戦していただきますので、最初は、それが不安かもしれませんが、あらかじめイメージがわかっている作品をつくるよりも、何倍も楽しいはずです。

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