技法の説明 (第29びどりを作品展 レポート2)
作品名の下に、技法を書き添えていたのですが、気づいていただけたでしょうか?
ステンドグラスをやっていらっしゃる方も、そうでない方も、書かれている技法がどの部分に使われているか確認しながら、ご覧いただいているようでした。
会場には、簡単に “サンドブラスト” や “絵付け” の技法の説明をしているコーナーもありましたが、今年は特に熱心にご覧になっている方が多かった気がします。
技法とは、一つ一つのピースを作る時に使った技術で
● “サンドブラスト”
● “フュージング”
● “絵付け”
● “エマイユ彩色”
といったものから、それらのピースを組み立てる時に使った
● “コパーテープ式”
● “鉛線組み”
といった、見ればわかると思われることも、記載しました。
“絵付け” は毎年多いのですが、今年一番多かったのは、“フュージング” ですかね〜。一言でフュージングといっても、いろいろな種類がありますので。特に今年のはじめに教室でワークショップを開いたので、
( イロイロやってみよう! 企画 その4 ミニトレーを作ろう!(フュージング初級編) )
興味をもって作品に取り込む方が多かったですね。
ここの展覧会には、“ボンドで貼ったものが多いわね。エポキシかしら?” と言っている方もいらっしゃいましたが、ちゃんと焼いて溶着させているものばかりです!!! 温度によって、上に貼り付けたようにも出来るのです。
絵付けの体験コースで、絵付けを体験したことで、それを作品に取り込む方もいらっしゃいました。
本格的に絵付けをやるほどではないけど、効果的になるように色をつけたい・・・ という方には、エマイユ彩色に挑戦していただきました。
そのように、会員が、毎年違う技法に挑戦しているところも、是非みていただきたい部分です。“ステンドグラス” といっても、いろいろなことが出来るということを理解していただけたのなら、幸いです。