「みきBLOG」　ステンドグラス工房の一日

新学期の前になると、文房具売り場が賑わいますよね。

特に今、学生ではなく大人に人気なのが、“ノート”　です。この“ノート”人気は、だいぶ前からあり、店先にこのようなポスターがたくさん貼ってある時もありました。

昨年の秋くらいから、売り場で　「東大生ノート」　というのをよく見かけるようになりました。

これは、東大に合格した人を対象とした調査で、多くの人がある工夫をしていたということがわかり、業者が研究して売り出したからなのだそうです。

　・美しく書く

　・書き出しの頭を揃える

　・横書きにも縦書きにも対応できる。

　・内容ごとに書く場所を決めている

　・図や表も書く

　・プリントも一緒にそこに貼る

などの特徴があるそうです。

そこで、横線に加えて、等間隔で小さな点（ドット）を振ってある、「ドット入り罫線」　ノートが売り出されていました。学習効率が上がる、らしいです。「結果を出す」　なんてポスターがあり、かなり売れているらしいですよ。

自分で工夫せずに、業者のお仕着せのノートを買うということ自体、どうなの？と思いますけどねぇ･･･

ちなみに、私はステンドグラス習いたての頃から、方眼目入りノートが好きで、よく使っていました。

習ったことを覚えるためにノートに書くのはもちろんですが、絵付けやフュージングなど、窯を使う時には、ノートに記録しておいた方がいいと思います。

絵付けのグリザイユやエマイユの記録。温度の記録。フュージングの時に使ったガラスとその時の温度の記録。特に買ったばかりの窯を使いこなすようになるまでは、細かくノートに書いておく必要があります。
　

皆さんも、この春、こだわりのノートを見つけてみてはいかがですか？