2010/10/20 (水)
森のガラス
「ドイツ - ステンドグラス見学ツアー」 の出発まで一ヵ月を切りました。楽しみですね〜。
さて、今回のツアーのメインは 「ランバーツ社見学」 ですが、ランバーツ社は、Waldsassen ヴァルトザッセンという町にあります。
この “wald” は森という意味です。森はガラスと密接な関係にあるんですよ。
シレジア、ボヘミア、ヘッセン、チューリンゲン、などの森林地帯は、ガラスの材料となる珪砂や粘土、木灰が豊富にあり、ここに窯が増えていきました。木を使い切ると、森を再生化しつつ次の森へと移っていったんですね。
ヴァルトザッセンは、オーバープファルツの森にあります。この森は、北のヴァルトザッセンから南のヴァルトミュンヒェンまで全長100kmにわたって延びている、ドイツ、チェコ国境にまたがる中低山地にあります。
そこで産する製品はヨーロッパ市場で「森林ガラス(ヴァルト・グラス」と呼ばれたそうです。
オーバープファルツの森に早く行きたいですね〜。
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