2013/04/12  (金) 

ウィリアム・モリス婦人の肖像画

前回のブログで、「今年6月のステンドグラス見学ツアーはイタリアですが、その次の海外ツアーはイギリス!」 とお伝えしました。

イギリスでは、「アーツ・アンド・クラフツ運動」 の足跡を追う旅になると思います。(←何年後の話し???)

その「アーツ・アンド・クラフツ運動」を主導したのは、ウィリアム・モリス。

本日、ご紹介する作品 (第32回 びどりを作品展 出展作) は、このウィリアム・モリスのご婦人の肖像画です。ラファエル前派のロセッティという画家の描いた絵の模写です。

  

    

 

「モリス夫人」

ロセッティのデッサンによるモリス夫人と
モリスのデザインによる縁取り
    

作家名: 深津 弘子

びどりを展 出品回数 12回

技法:絵付け・サンドブラスト

※作品の写真の転載・転用、およびデザインの転用を固くお断りします。

     

 

 

   

  

制作風景

↓ガラスを切り終わったところ。

   

  ↓江本先生にご指導いただいているところ。

 


 

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この記事へのコメント

 モリス婦人

ロセッティのモリス婦人のデッサンが気に入って、それをステンドグラスにしてみようと思い制作しました。完成した絵はなかったのでそのデッサンを元に、色、模様(襟の部分をサンドブラストでレース模様)、背景を勝手につけました。
また、特に立体的に表すのには、なかなか陰影が難しく、先生のアドバイスを受けました。縁はモリスの文様を絵付けで作製しました。全体的に思ったような効果が上がり満足しています。

 素敵!

デッサンしかないのにこんなに自然な絵を完成させてしまうなんて…
ボーダーも凝っているのにくどくなく、絵と調和しており流石ですねぇ。

続、続、そうだ、フィレンツェに行こう!
次の次は「フランス」!?