日光で青空教室 -3
に続き、 「日光真光教会」 のレポートの最終回です。
今回は、後陣のステンドグラス。
「東壁面上部のキリストの変容を描いた桜花形のステンドグラス」
と書いてありますが、それがこのステンドグラスです。
これは、宇野澤組ステンド硝子製作所のものではなく、外国製だそうです。
初代の教会が、「聖変容貌教会」と言う名だったことから、後陣にこの絵のステンドグラスが取り付けられたそうです。
中央にイエス・キリスト、両側にモーゼとエリア。
下に3人の使徒、ヤコブ・ペテロ・ヨハネ。
そして、一番注目すべきところは、キリストに光があたって輝き変貌していく様です。
「イエスの姿が彼らの目の前で変わり、顔は太陽のように輝き、服は光のように白くなった」
キリストが天から声を聞き、自分が神であることを示す場面、すなわち『キリストの変容』を描いた絵です。
伝道師の久保田さんが、原画であるラファエロの「キリストの変容」の絵を見せてくださいました。高さ4メートルくらいの壁画だそうです。
私が作ったガイドブックにも載せておきましたが小さかったので、大きく拡大した絵を見せていただいてよかったです。
丁寧に説明してくださった伝道師の久保田さんが、外まで出て見送ってくださいました。
そこの定礎の石版があるでしょ? と言われ写真を撮りました。
上の右側の写真の建物の右下角にある部分を拡大したのがこの写真です。
大正3年。
1914年。
ちょうど100年間ですね。
久保田さんに、バスを待たせているので、あわただしく帰って申し訳ない、と謝ると、
東京芸術大学のバッハカンタータクラブの演奏会 が2014年8月9日(土)にあるので、またいらっしゃい、と言ってくださいました。
夏の日光! 素敵そうです。
この教会に興味のある方は、また行ってくださいね〜。
以上、日光真光教会のレポートでした。