やたがらすのランプ
前回のブログの最後の方で、
昨年2014年の "ワンダーらんど" のレポートのページにリンクしました。
その中の、
をあらためて読み直し、"博士君" がガラス選びにこだわった様子を思い出しましたので、
今日は、作品紹介をすることにしました。
「第35回びどりを作品展 2015年9月14日(月)〜20日(日)」 出品作です。
金烏灯 (きんうとう)
―八咫烏― (やたがらす)
作家名: 酒井菜穂子
技法: コパーテープ・サンドブラスト・フュージング
※ 作品の写真の転載・転用、およびデザインの転用を固くお断りします
【本人のコメント】
いつも青いガラスばかり使い、冬場は自室があまりに寒々しくなるので、普段使わない温かい色のランプを制作しました。
モチーフは三本足の八咫烏。
八咫烏は太陽の化身とされ、本来は 「月のウサギ」と対になる存在。
太陽の烏=金烏と月の兎=玉兎で日月を表し、戦前の時計等には両者をあしらったデザインも見られます。
八咫烏は神武天皇の東征で道案内をしたという伝説があり、キトラ古墳等の古い時代の古墳にもその姿が見られるそうです。
世界遺産の熊野三宮等の神社では神の遣いとされ、日本サッカー協会のシンボルマークやマスコットにもなっています。
【35回記念 作家さんの紹介コメント】
あまりステンドグラスに使われないモチーフで制作する、おもしろ視点の方です。
「ステンドグラスグループ びどりを」 においては、彼女の文書力を発揮して、広報用の挨拶文などを担当していただいています。
工房での夜食用に、特においしいドイツのパンの差し入れが好評です。
他に、この方へエピソードなどありましたら是非コメント欄に!
ただし、ネットに出してもいいネタに限ります。
温かい色というよりも…
『眩しい色』でしたね(*´艸`)
ちょうど当番の席の正面にあったので、近寄って見てるお客さまの顔にキラキラ写り込んでいたのをニヤニヤ見ていたのは私ですΨ( ̄∇ ̄)Ψ