2016/03/05  (土) 

「レバノンの花嫁」 来日中

渋谷の文化村でやっている
「ラファエル前派展」 (リバプール国立美術館所蔵)
に行ってきました。 (by 高橋講師)

             

お目当ては、「エドワード・コーリー・バーン=ジョーンズ」!
バーン=ジョーンズ好きにはたまらない展覧会です。
何と言っても門外不出のあの作品、 「レバノンの花嫁」 が展示されているからです。

絵の前に立っている女性の2倍くらいあったから、3メートル以上かな。
3メートル以上ある水彩の絵です!!!

             

実は、この作品が描かれたちょうど 「100年後の1991年」
私は(高橋講師)この絵をステンドグラスにしたことがあるので、
鑑賞してきました。

              

下の写真です。

北風よ、目覚めよ。
 南風よ、吹け。

             

わたしの園を吹き抜けて
 香りを振りまいておくれ。

             

恋しい人がこの園をわがものとして
 このみごとな実を食べてくださるように。

             

  ‐旧約聖書「雅歌」より−


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左上に描かれているのは、北風と南風の擬人像。

らせん状に布をひらめかせ、

喜びと悲しみの情趣を漂わせているのだそうです。
             

             

まだ絵付けを習いはじめた頃で、江本正実先生に手取り足取りの状態でしたが、なかなか気に入ったステンドグラスになりました。

             

この作品をすごく気に入った方が、ご自宅の玄関ホールの窓に入れてくださったので、今では見ることができないのですが…

             

バーン=ジョーンズ好きの私ですが、そういったわけで、特に「レバノンの花嫁」には思い入れがあります。

             
会場で販売していた図録の写真の色があまりにも違うので、目にやきつけてきました。

Webサイトの画像の色は、本物に近かったです。

              

明日、3/6(日)までですが、是非ごらんください。
              


                           

                            
今年企画している、みきデザイン工房の 「イングランド ステンドグラス見学ツアー」 では、リヴァプールには行かないので、日本で見れてよかった!!!

             
リヴァプールにはいきませんが、ラファエル前派のステンドグラスは各地で見学しますよ〜!

             

「イングランド ステンドグラス見学ツアー」 参加者募集中です!
              


              

 

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らせん状のランプ 2
「風のシャコンヌ」のランプ