2018/02/14  (水) 

田中幹敏先生 作品 薔薇のランプ

今日は、セントバレンタインデー。

昔、田中先生は皆からたくさんチョコレートをもらって、ニコニコしていたなぁ・・・

なんて思い出しています。
そこで田中幹敏先生の作品の紹介の最後は、この華やかなランプにします。

           

           

2006年に銀座で開催した 「ステンドグラスグループびどりを 第25周年記念 特別展」  の案内はがきにもなった 

「彩苑」 というタイトルの作品です。

(1995年 第18回びどりを作品展 出品作)

           

           

既に療養中だった田中先生を、車で迎えに行って会場にお連れし、大変喜んでいただけたことを覚えています。
                      

           

           

           

           

           

           

           

           

           

           

           

前回のブログでご紹介したパネルの、椿の花と同じように

花びらのガラス自体に凹凸を付けています。

しかし、こちらは 「透明または乳白のガラスの上に、色ガラスを並べて」

フュージングしています。

           

といっても、花びら一枚一枚の色ガラスは、面取りをしてから乗せているので、

濃淡のグラデーションが出ているのです。

サンドブラストで面取りをしたり、やすりで削ったり、ルーターで削ったりしていました。

           

何日も、何日も、ひたすら削っていたことを思い出します。

           

           

           

           

          

          

          

          

先月1月29日の 「訃報」 のブログ 以来、

田中幹敏先生との思い出を綴ってまいりました。

多くのことを私たちに残してくださったことを、あらためて感謝申し上げたいです。

そして、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

          

          

現在、冬季オリンピックがピョンチャンで開催されています。

多くの困難にめげずに、努力を重ねてきた選手たちを見て、

精神力の強さは、不可能を可能にするんだな! と確信。

          

いまは私も、少しだけ頑張ってみよう・・・ と思っています。

          

          


                          

  

               

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