2020/01/21  (火) 

メッス レポート サンテチエンヌ大聖堂 4

「メッスのサンテチエンヌ大聖堂」 のレポートの続きで

シャガールの次は、同じく20世紀の画家 ジャック・ヴィヨン のステンドグラスをレポートします。

聖堂内の見取り図  の、今度は南側、10番の礼拝堂です。

             

ジャック・ヴィヨン(Jacques Villon) は、 フランスの版画家・画家 。
本名は、ガストン・エミール・デュシャンで、弟はあのマルセル・デュシャンです。
             

ヴィヨンが80歳の時の最初のステンドグラスだそうです(1957年制作)。

             

             

 

                

                

遠くからしか写真を撮れないのですが、この礼拝堂にはランセットが5つありました。

                

                

                

最後の晩餐、磔刑が描かれているそうです。

                

下の写真のパネルにはカナの婚礼が描かれているそうです。

                

                

                


                

                

今回のみきデザイン工房の 「フランス - ステンドグラス見学ツアー」 は、「アールヌーボー 〜 20C」 のステンドグラス見学がテーマでしたので

もう一つ、1960年のフランスのアーティスト ロジェ・ビシエール (Bissirere) のステンドグラスをレポートします。

            

このステンドグラスは、さきほどレポートした ヴィヨンのステンドグラスがある礼拝堂の右隣りにあります。

聖堂内の見取り図  の 9番です。

           

           

           

ここは南側なので、暖色系。

この反対側、つまり北側には、寒色系のステンドグラスがありました。 

聖堂内の見取り図  の 4番です。

           

南側は暖色系、北側は寒色系を使うのが、ステンドグラスの配色の慣例です。

それぞれの光で、よりガラスが綺麗に見えるんですよね。

               

           

           

聖人や、守護聖人、使徒などの絵柄が多いなか

このステンドグラスは目立ちましたね〜。

           

           

           

           

以上、ヴィヨンとビシエールのステンドグラスをレポートしました。

次回のブログも、「メッスのサンテチエンヌ大聖堂」 のステンドグラスのレポートを続けます。

            

            


                

● 「メッス」 のブログのまとめ:

1. 2020.01.17 メッス レポート サンテチエンヌ大聖堂 1   

2. 2020.01.19 メッス レポート サンテチエンヌ大聖堂 2 (シャガール) 

3. 2020.01.20 メッス レポート サンテチエンヌ大聖堂 3 (シャガール) 

             


              

● 「フランス見学ツアー」 のブログのまとめ:

 

                 


            

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メッス レポート サンテチエンヌ大聖堂 3
メッス レポート サンテチエンヌ大聖堂 5