メッス レポート サンテチエンヌ大聖堂 5
「メッスのサンテチエンヌ大聖堂」 のステンドグラスのレポートのうち、
20世紀のシャガール、ビィヨン、ビシエールが終わりました。
この聖堂は、13世紀からの貴重なステンドグラスの 「宝庫」 です。
いくら私達のツアーのテーマとはいえ、19〜20世紀のステンドグラスしかレポートしないのはもったいない。
ということで、今回は中世のステンドグラスをレポートします。
ただ、先のブログで書いたように総面積が6500m2と、あまりにも多い!
そしてあまりにも聖堂内部が高いので、写真のピントが合わない!
ので簡単にレポートさせていただきます。
聖堂内の見取り図 の番号を参考のうえご覧ください。
まず西ファサードのステンドグラス(44番) (14C Hermann de Munster)ですが
午前中だったので、西側のここはあまり光が入っていませんでした。
でも肉眼ではバッチリ見えました。
聖堂内に入ってすぐ右側の8番。南側の礼拝堂 (1884年 by Mayer)
写真には写っていませんが、たしかランセットが5本。
下の写真は、内陣の周りのステンドグラス。
その向こう側に後陣のステンドグラス(40番)も少〜し見えます。
左下37番は、先にレポートしたシャガールのステンドグラス。
大聖堂のこの後陣のステンドグラスを東の光が綺麗な時に見たいので
大聖堂の見学はいつも午前中の早目に設定しています。
だから、このあたりをたっぷり見学しました。
北袖廊。24番。
右下に37番のシャガールのステンドグラスが、ほんの少しだけ見えています。
この北袖廊のステンドグラスは寒色系のガラスが多く使われています。
これに対し、南袖廊のステンドグラスは暖色系。
(下の写真: 27番 南袖廊の南面)
ビシエールのステンドグラスも、寒色系と暖色系を使い分けていましたね。
こういった感じで、上ばかり見ていたので首が痛かったのを思い出しました。
でも、首が痛くても見ることをやめられない素晴らしさでした。
「メッスのサンテチエンヌ大聖堂の」 の見学時間を2時間しか予定していなかったので、時間が足りず惜しかったです。
さて、メッスの街で、まだあと3か所の教会をレポートするので
本当に申し訳ないですが、これでメッスのサンテチエンヌ大聖堂のレポートはおしまいです。
聖堂前の広場に、季節限定でクリスマスマーケットやメリーゴーランドができたり、大聖堂をプ
ロジェクションマッピングしたり… と何かと楽しそうな街ですので、ぜひ行ってみていただき
たいです。
● 「メッス」 のブログのまとめ:
1. 2020.01.17 メッス レポート サンテチエンヌ大聖堂 1
2. 2020.01.19 メッス レポート サンテチエンヌ大聖堂 2 (シャガール)
3. 2020.01.20 メッス レポート サンテチエンヌ大聖堂 3 (シャガール)
4. 2020.01.21 メッス レポート サンテチエンヌ大聖堂 4 (ヴィヨンとビシエール)
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