シャルトルのノートルダム大聖堂 -7
前回のブログでは、「シャルトルのノートルダム大聖堂」の西ファサード上の「12Cのステンドグラス」をレポートしました。
12Cのステンドグラスは、3本のランセット
・「エッサイの樹」
・「キリストの生涯」
・「受難と復活の物語」
ですね。
こんなに残っているなんて、すごいですね〜!
今回は、「シャルトルのノートルダム大聖堂」のもう一つの「12Cのステンドグラス」
すなわち、「美しいステンドグラスの聖母」をレポートします。
下の写真で、鉛筆で示しているところですね。
(左端が西ファサードです)
朝一でホテルから直行!
後陣に向かいます。
内陣の入り口のすぐ右脇、すなわち南側の最初の4枚がこの写真です。
朝日に輝いていますね〜。
下にキャンドルがあったところ、というと思い出すかな。
右から二枚目が、「美しいステンドグラスの聖母」 です。
会いに来ましたよ〜
ブドウ色の衣をまとった幼いイエスを抱く聖母マリア。
この聖母マリアの衣が聖遺物としてこの大聖堂にあったことが、「ノートルダム大聖堂」の名前の由来です。
このマリアの衣のブルーが、いわゆる 「シャルトル・ブルー」 です。
肩のあたりのブルーは、何とも優しいブルーです。
その後の時代に、このブルーと同じ色は作れず、この左右の部分のステンドグラスに使われているブルーは、それよりも濃いブルーです。
肉眼だとよくわかったのですが、写真だとこのブルーの違いがわかりにくいですね。
下の写真だと、その違いがよくわかるかな。
ここからおよそ100キロ南の 「ブールジュのサンテチエンヌ大聖堂」 では 「ブールジュレッド」 を堪能しました。
ここ「シャルトルのノートルダム大聖堂」 では 「シャルトル・ブルー」 です。
このブルーの色は心にしみますね〜。
次回も「シャルトルのノートルダム大聖堂」 をレポートします。
フランス - ステンドグラス見学ツアー」 2019年の6月
【シャルトルのノートルダム大聖堂の これまでのレポート】
・2021.04.13 シャルトルのノートルダム大聖堂 -6 (西のバラ窓)
・2021.04.11 シャルトルのノートルダム大聖堂 -5 (彫刻)
・2021.04.09 シャルトルのノートルダム大聖堂 -4 (大聖堂全景と見取り図)
・2021.04.06 シャルトルのノートルダム大聖堂 -3 (街のステンドグラス小物ショップ)
・2021.04.05 シャルトルのノートルダム大聖堂 -2 (ノートルダムとは)
・2021.04.04 シャルトルのノートルダム大聖堂 -1 (ホテル)
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